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まーちゃんさん
武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

「日本史の知識をアップデートするための勉強会」にて榎本先生から紹介もあり、読んでみることにしました。幕末から明治初期に渡り、加賀藩の御算用者であった猪山信之、直之、成之3代に渡り残された家計簿その他の書簡・日記から、その当時の武士の経済状態や考えが良く解る内容となっています。猪山家が困窮する家計を如何に立て直したか、また幕末から明治にかけて時代が変わる中で猪山成之がどのように考え行動していったかが、そして当時の士族が時代の流れの中でどのようになっていったのかの一端を垣間見ることが出来ました。この本が原作となった2010年公開の映画「武士の家計簿」の中で、原作では娘の髪結に際にお金がなく絵に描いた鯛を用いたエピソードが、長男の着袴の際のエピソードとして描かれておりましたが、映画の方も楽しく鑑賞させて頂きました。


おしりすとさん
あやしい天守閣 ベスト100城+α (イカロス・ムック)

お城ファンからはニセモノと嘲笑されがちな復興天守や模擬天守を紹介した本。簡潔に各城の歴史が解説されているのもわかりやすくて良いが、なんといっても愛情ある(?)ツッコミが楽しい。曰く、「入母屋屋根と直角方向にそれぞれ千鳥破風が付いているという破天荒な構造!」「古墳と天守閣と資料館が同居するミステリアスな空間」「実際とは多分違う位置で屹立する天守閣は、廃城・解体・改変で希薄になった城の記憶を留め、未来へと引き継ぐという大役を一身に背負い、必死でふんばっているようだ」などなど。これら「天守閣」が建てられることになった経緯も詳細に解説されていて、それを読んでいると地元の人たちの郷土愛が伝わってきて、ニセモノを嘲笑する気持ちよりもなんだか微笑ましい気持ちになってくる。よくぞこの本を作ってくれた!と編集部に感謝したい!


しのはさん
謙信越山 (JBpressBOOKS)

謙信越山を通して、上杉・北条・武田だけではなく、古河公方・上杉憲政・簗田晴助・太田資正・里見義堯など東国の諸大名の目線で整理しながら東国の戦国史が解説されています。
読みやすいので小説のようにスラスラ読み進めるられます。真偽はわかりませんが、頭の中にあった東国のエピソードが繋がっていくような心地よさがあります。


まーちゃんさん
江戸お留守居役の日記―寛永期の萩藩邸

攻城団の勉強会で話題となった江戸時代に書かれた日記関係の書籍を読んでみたくなり、図書館のホームページで検索した所、何度か読んだことのある山本博文先生が書かれた「江戸お留守居役の日記◆寛永期の萩藩邸◆」が抽出されたので読んでみることにしました。内容は萩藩の江戸留守居役である福間彦右衛門によって寛永期に書かれた日記が元になっています。この本を読むまでは、江戸屋敷に常駐している藩士は自由に江戸の町で行動出来ると思っていましたが、実際はかなり制限されており、不自由な生活を余儀なくされていた事を知りました。そのような過酷な環境の中で藩士が起こした不始末や幕府から出された命令を、留守居役の彦右衛門が町奉行、旗本と相談しながら解決していく様が描かれています。なお、屋敷外での勤務、藩邸周辺の警備にあたる辻番所は近代の交番のルーツだそうです。当時の江戸屋敷の武士、町民の生活が垣間見られた一冊です。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
城郭考古学の冒険 (幻冬舎新書)

おなじみ千田嘉博先生の著作です。
城郭考古学という分野について、古代から近世の城の解説、海外の城との比較などを通じて知ることができます。先生の体験談なども紹介されており、楽しく読むことができました。また、文化財の保存方法などについては、厳しい指摘もあり考えさせられます。
この本を通じて、城郭考古学という分野を開拓した千田先生の偉大さを再認識できました。


たなとすさん
将軍の日本史 (MdN新書)

読みました。2日で。あっという間でした。
歴代将軍を並べて読んでみると、いつの時代も権力闘争なんだなぁと思いました。そういった意味では鎌倉時代や室町時代に比べて江戸時代はまだ安定していたんですね。
室町は勘合貿易をやめてしまったあたりから、江戸は米価が下がりはじめたあたりから、将軍としての権力が弱まったように感じました。将軍家経済基盤が弱くなる→権力無くなる→倒幕に向かうみたいな感じ?
あと、鎌倉幕府vs朝廷で戦してたんですね。幕府が勝ったのなら何故朝廷を滅ぼさなかったのか、疑問も残りました。
どんな将軍だったかを知ることもできました。将軍という視点から日本史をおさらいする感じで楽しめました。
思ったこと並べたら長文になりました。すみません。次回はどんな切り口で来るか楽しみです。


山鳩さん
将軍の日本史 (MdN新書)

源頼朝から徳川慶喜まで「幕府の長としての将軍」39名がずらりと並んでいる。ビッグネームも儚い存在も一人ひと項目ずつ(同一人物だが足利義材と義稙は二つの項目に分けて)公平に取り上げた「総覧」だ。
出色はコラムで、将軍になれそうでなれなかった面々の紹介が面白かった。その一人、尾張藩主・徳川宗春は地元では「名君として愛されていた」とか。いつか名古屋城攻城の暁には郵便ポストの上の宗春公も見てこようとグーグルマップに印をいれたところだ。
私は歴史に疎く見逃しが多いが、将軍を軸にして日本史の常識をこの「総覧」は補ってくれる。「日本坊主列伝」とともに貼りまくった付箋のところを読み返し、城下町探索に深みを持たせたい。


黒まめさん
図解・江戸の暮らし事典―江戸時代の生活をイラストで解説 決定版 (歴史群像シリーズ)

「図解」と書かれているように、江戸の人々の暮らしを図で表しています。長屋の部屋の様子や井戸掃除の様子、色々な職業など見ているだけで楽しいです。深川江戸資料館出典の町並みや情景の復元がリアルで、江戸資料館にはいつか行ってみたいと思いました。誰が何のために作ったのか謎とされている「江戸図屏風」の検証もおもしろかったです。もちろん武士の生活についても触れられています。江戸時代(特に寛政期?)の人々の生活について、私が読んだ本の中で一番よくわかるかな、と思います。


ぽりへりさん
首里城 (別冊太陽スペシャル)

古文書、絵図、写真が豊富に掲載されていて、独特な読み方もふりがな付きで分かりやすいです。
五度にわたる消失と再建が繰り返されてきた首里城の深みと重みを感じます。龍の彫刻が多種多様あることなど、細部写真からじっくりと鑑賞できるのも良いところです。


黒まめさん
将軍の日本史 (MdN新書)

将軍と言っても知らない人や初めて知ったエピソードも多くて、読んでは戻り、戻っては想像力を膨らませるので、なかなか進みませんでした。史料から想像できる人の思いや行動をを榎本先生の視点で書いてくださっているので、それぞれの人物が生きて活動している様子が浮かび上がってきます。歴史の糸が繋がり、絡まって面になって広がっていくのがよくわかりました。

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コースケさん)

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