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た〜坊さん
房総里見氏の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ 9)

 房総半島里見氏と重臣正木氏にかかわる主な城館をとりあげ、その発展過程や特質を論じた物だそうです。
 安房の城16、上総の城16がその内訳です。それぞれの城館に関して立地、構造、歴史の項目に分けて書かれてあります。この日本の城郭シリーズでは同じような分け方をしてあります。
 地図と縄張図も掲載されてありますので、訪問しやすくなるものと思います。日本の城郭シリーズは地図も掲載してありますのでありがたいです。


まーちゃんさん
あやしい天守閣 ベスト100城+α (イカロス・ムック)

全国に存在する場所が違う、規模が違うなどの復興天守や元々天守は存在していなかった模擬天守、実際の城跡とは関係がない天守閣風建物などが掲載されています。徳川大坂城の天守台の上に豊臣大坂城が建っているのは有名な話ですが、これまで攻城してきた復興天守、模擬天守に付いてもそのお城の歴史を踏まえて「あやしい」と思われる内容が書かれています。先般、久留里城を攻城した際、土の天守台らしき遺構のとなりに模擬天守があり不思議に思っていましたが、しっかりこの本でも紹介されていました。また、模擬天守は犬山城をモデルとして建てられているものが多いとの事ですが、今後模擬天守を攻城した際、どのお城をモデルにしているのか考えながら見ていったら面白いな、と感じました。
天守閣風建物としては東海道新幹線の車窓からよく目にする熱海城には城の復元鳥瞰図で有名な萩原一青画伯の城郭図展が有ることを知り、一度行ってみようと思います。


デュラけんさん
見果てぬ王道

革命いまだ成らずと遺訓をのこし亡くなった中国革命の父、孫文を支援し続けた日本人・梅屋庄吉の生涯を描いた歴史小説です。
波瀾万丈の生涯であり、経済的にゆとりがあったわけではなく、事業を成功させて求められれば経済的支援にまわす、お人好しというのかお金に執着しない庄吉は人間的な魅力があり面白かったです。
宗三姉妹のうちの長女・靄齢(あいれい)次女・慶齢(けいれい)も登場します。
映像の世紀バタフライエフェクト「中国 女たちの愛と野望」をみていたので、興味深く読むことが出来ました。


た〜坊さん
戦国の北陸動乱と城郭 (図説 日本の城郭シリーズ 5)

富山県と石川県の城館のうち、上杉・北陸織田軍・一向一揆の戦国末期に利用された所要な50城について書いてあるそうです。内訳としては越中26、能登9、加賀15となっています。
それぞれの城館について、立地、城主・城歴、城跡、まとめの項目に分けて書いてあります。
地形図や縄張図も掲載されてありますので、それぞれの城跡に行く際には必携の一冊だと思います。


た〜坊さん
築城の名手 藤堂高虎 (図説日本の城郭シリーズ4)

藤堂高虎の生涯を8章に分け、それぞれについて手掛けた城館について書いてあります。また他に序章として藤堂高虎とその家系についても触れています。藤堂高虎について一から勉強したい方にもお勧めできるのではないでしょうか。
藤堂高虎を斬り口として城館についても書かれてありますので、これも面白いと思います。


た〜坊さん
宮坂武男と歩く 戦国信濃の城郭 (図説 日本の城郭シリーズ3)

著者が編纂した「縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館」全8冊の抜粋版だそうです。
信濃の60の城館について立地、城主・城歴、城跡、まとめなどの項目について書かれてあります。また、必要に応じて各城館の遺構などについて別項目でまとめてあります。
地形図や縄張図も掲載されてありますので、とても参考になります。


た〜坊さん
大阪府中世城館事典 (図説 日本の城郭シリーズ2)

大阪府内の108の城館、環濠集落などについて書かれてあります。その108の内には周辺の城館や陣城にも触れているものもあります。
西国巡礼した事がありますが、その際に施福寺の裏山が城跡と知っていれば登ったかもしれません。
これらの城館跡について概要、立地、歴史と背景、構造と評価の項目についてまとめてあります。
地形図と縄張図も掲載されていますので、大阪府の城巡りには必携の一冊であると思います。


た〜坊さん
神奈川中世城郭図鑑 (図説 日本の城郭シリーズ 1)

日本の城郭シリーズの1冊目です。神奈川県内の100しろをバックアップし、歴史、現況、解説、ワンポイントの項目でまとめてあります。ただ城によっては解説として1ページしか書かれてない城もあります。
また、地形図や縄張図も掲載してありますので、これを参考にすればとても行きやすくなります。
神奈川県の城巡りをする際には必携の一冊であると思います。


た〜坊さん
尼子氏の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ10)

尼子氏の興亡とその歴史の中で関わりのある城跡について書かれています。その範囲も尼子氏発祥の地である滋賀県の尼子館を始めとし、鳥取県、島根県、岡山県、広島県と中国地方の広範囲に及んでいます。金田一耕助シリーズの八つ墓村も尼子の落武者が岡山県の山奥に落ち延びた所を舞台設定としていましたが、それも思い出しながら読みました。


まーちゃんさん
『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ! 鎌倉武士

歴史を勉強していると時々目にする「吾妻鏡」、その「吾妻鏡」に登場するおもしろ人間を50名紹介されています。前半は源頼朝、北条義時・泰時、和田義盛、梶原景時など歴史上名前が知られている人物が紹介されていますが、後半はこの著書で初めて知った人物が紹介されています。この50名を見ていくと、弓の達人が何と多いことか!!
印象に残ったエピソードを2、3紹介すると、和田義盛の三男、朝夷名義秀が素潜り、素手でサメ三匹捕獲する話、畠山重忠は愛馬を背負って崖を下りたり、およそ3メートルの石を持ち上げたり怪力ぶりを紹介する話、頼朝と政子の次女の三幡の治療にあたった丹波時長が、14才に三幡に薬として水銀を与えられていた話など読んでいても飽きない内容となっています。それにしても、昔の日本人は何という力持ちが多かったことか。また、昔は水銀が薬として使われていたんですね。今では想像も出来ませんが・・・と、いうことで「吾妻鏡」の内容を知らなくても楽しく読める一冊です。

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今日のレビュー

写真でみる福山城

福山城についての手元資料が欲しかったので書店を探したところ、こちらの資料がたまたま配架されていたので購入。
著者に「福山城築城400年記念事業実行委員会」とあったのが購入の決め手でした。
福山城築城400年記念事業実行委員会が書いた書籍なので、書いてある情報全てが福山城の公式情報と捉えられることができ、信ぴょう性も間違いなくあるので、実質的な福山城の公式バイブルとして使えると思います。
中身は戦前の焼失前の古写真や当時の城下町を捉えた古写真、リニューアル工事中の福山城の様子を捉えた写真、出土品など数多くの写真が掲載されており、解説情報も多面的でとにかく情報量が多くて勉強になりました。
福山城の遺構についても写真や位置図付きで詳しく書かれており、凄く分かりやすかったです。今時点で福山城に関する書籍としてはこれが一番最新版で一番情報量多くて分かりやすかったのでオススメしたいです。

しぇるふぁさん)

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