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図書館の地域資料室でかりました。
この本は攻城のアドバイス、攻城のしやすさ、遺構、その城のページの最後に城の図が書かれていること、その城の歴史が一つ一つ詳しく書かれていて、とても良かったです。
中の写真、図が多くて「読みやすそう」と手に取りました。家康を生んだ松平氏について、戦国大名徳川家康の苦悩、家康を支えた家族、家臣団についてなど最新の情報で詳しく著されています。大河ドラマの予習としてもいいですが、「ここはこう解釈されたのか」と復習しながらよむのも一興です。今まで定説になっている「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の家康像とは、少し違った家康像が見えてきます。
私が歴史系の小説で初めて読んだものです。元々小説はほとんど読まなかったのですが、光秀の定理を読んでから、歴史小説にハマった思い出の一冊です。内容としては、小説なので必ずしも史実に完璧に基づいてる訳ではないのですがストーリー性があり、何より光秀中心かと思いきや武士と僧による二人の話を中心としており、新たな感じの小説でした。
福山城についての手元資料が欲しかったので書店を探したところ、こちらの資料がたまたま配架されていたので購入。
著者に「福山城築城400年記念事業実行委員会」とあったのが購入の決め手でした。
福山城築城400年記念事業実行委員会が書いた書籍なので、書いてある情報全てが福山城の公式情報と捉えられることができ、信ぴょう性も間違いなくあるので、実質的な福山城の公式バイブルとして使えると思います。
中身は戦前の焼失前の古写真や当時の城下町を捉えた古写真、リニューアル工事中の福山城の様子を捉えた写真、出土品など数多くの写真が掲載されており、解説情報も多面的でとにかく情報量が多くて勉強になりました。
福山城の遺構についても写真や位置図付きで詳しく書かれており、凄く分かりやすかったです。今時点で福山城に関する書籍としてはこれが一番最新版で一番情報量多くて分かりやすかったのでオススメしたいです。
様々な時代の歴史を学ぶ際に、ナンバー2の立場にある人物に魅力を感じることが多いので興味深く読みました。
人物ベースでは、既に知っている人のことは改めて復習でき新しい知識を得ることもできましたし、時系列の中で既知の人物の間をつなぐ知らなかった人や名前だけ知っていた人について多くの知識を得ました。
組織ベースでは、朝廷・幕府の内政の移り変わりを通史的に見ることができ、自分の中の歴史年表がより鮮やかになったと思います。
また、知識を得るだけでなく、項目が全部つながっていく小説のような書き方がされているのでどんどん読み進めたくなりますし、項目ひとつひとつはコンパクトにまとめられているので短い時間で読み切りやすく、読む人のペースに合わせてくれる構成だなと思いました。
一読した後も、別のメディアで歴史のエピソードに触れた時に思い返すためにこの本を開きたくなるでしょうし、再読してまた歴史への興味が増す、歴史の楽しみを深めてくれる一冊だと思います。
鎌倉時代を勉強していると「吾妻鏡」という本の名前をよく耳にするので、今回著書名がいかにも難しくないと思われた「吾妻鏡」の本を手に取りました。
内容的には、筆者が「愚管抄」を書いた慈円になり、治承4年(1180)の以仁王の令旨から文永3年(1266)までの北条びいきで書かれている「吾妻鏡」をベースに慈円「愚管抄」、九条兼実「玉葉」の内容も加味して、読みやすい文書で書かれていますので、楽に読むことが出来、この時代の歴史を簡単に知るには最適な一冊かもしれません。著書名の通り、眠れないほどおもしろいです。
城郭検定の勉強にと思い、読み始めました。著書名の通り城郭検定で出される日本100名城、続日本100名城を中心に詳しく、かつ解りやすく書かれています。最初に城の始まりから江戸時代末期の城までお城の発達状況が日本100名城、続100名城を取り上げて説明されており、名城に選ばれたお城が色々な時代を代表するお城であることが解ります。その後はお城の楽しみ方を9つのジャンルに分けて、そのジャンルの代表的なお城の歴史、構造など見どころを知る事が出来、行った時の参考になると感じました。従って城郭検定の勉強の他に日本100名城、続日本100名城巡りにチャレンジされている方にもお勧めだと思います。
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10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。
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