榎本秋さんは13件のレビューを投稿しています。
検索ページ日本全国にある神社。
そのうちの
「印鑰社」
「ソウドウ社」
「女体社」
「ウナネ社」
について調査結果をまとめた一冊。
そもそも、社の種類とかの知識もなかったのでずっと「ふむふむ」と読んでました。お住いの地域の社の勉強や観光時の広がりにつながるかもです。
長屋王の資料などをもとに古代荘園についてわかりやすく説明する論集。荘園の種類、相続。氏の財産から菩提寺への移行などなどはじめてのお話も多く楽しめました。
大形本。お城巡りをしていて街道について興味を持った方向けの入門本。
全国の街道についてオールアバウト的に地理関係、歴史などを知ることができる。
東海道、中山道は各宿についても説明、キービジュアルがある。
海城をテーマに江戸時代から今までの高松の発展を紹介。
多彩な地図、マップ、写真、関連知識のコラムでとても楽しく高松について学べる。
高松発展史展が一冊にまとまった感じ。文章も読みやすく、都市デザインや地形の勉強にもなっておすすめです!
非農業民と天皇を元に日本中世を読み解く著者没後20年記念出版の上巻
神人・供御人・作手などのキーワードで読み解いていく。
個人的には、漁場のでき方や入会地の話が面白かった。
どうしても農民>荘園>領主というように私は歴史を把握しがちで、気になってはいったが積極的には調べていなかったので普段と違う視点で興味深く拝見した。
網野善彦の本が面白いとおもったら隆慶一郎の歴史小説もぜひお読みください。
網野善彦と他分野の専門家や小説家などとの対談集
私はそもそも対談本って読みやすくて、わかりやすくて好きな人なので楽しく拝見しました。
東と西の違い、国の成り立ち、集落のなりたち、人間って関係性大事だよねなどは特に興味深かったです。
各対談のテーマは違えど最後まで読むと「日本」という国についてあらためて考えてみるきっかけになった気がします。
川中島の戦いはなぜ起きたのか。何回あったのか。を丁寧に解説している。上杉、武田それぞれの川中島が指しているものが違うとか、それぞれの川中島地域の結びつきの話とか、勉強になった。単に川中島の地域を巡る話に終わらず日本史の、地政学の中で説明されていくのもわかりやすかった。ここにも近衛家から出たなとか。
2018年の本。大名と国衆の関係。並びにそもそも国衆とはなにかを先行研究も紹介しながら実際の【文書】をもとに支配の関係性を各地の地域性も踏まえて論じている論集。知らない実例もあって知的好奇心が刺激された。
各地に来る「来訪神」を豊富なイラストと全国マップとともに紹介している。ナマハゲだけでもたくさん種類があるなぁとか。「来訪神」というカテゴリを認識してなかったので面白い発見でした。お城巡りの際に近くにある「来訪神」を探すのも面白いかもです。「来訪神」カレンダーもついてます
城について年表形式でオールアバウトにわかる一冊。資料、イラスト、写真、図版を豊富に使用し、巻末には城に関する用語集もある。寺内町や模擬天守などにもふれてる。 これからお城についての知識を得たい人におすすめ
江戸時代の金融について。膨大な資料を元に読み解かれた一冊。店舗の状況。人事。信用調査について。そして実際のエピソード。分析と内容盛りだくさん。少し難しくもありますが、まずは、はじめのほうをふむふむと読んでエピソードまで読み。再度読み返すといいかなと。知的好奇心を刺激されるとともに江戸の風情もわかるおすすめです
江戸大名家の本家と分家についてわかり易く解説している。複雑な出自の鍋島家の例などもわかりやすい。また、綱吉期の奥詰設置なども改めて勉強になった。大名家がどのように一族配置、親戚づきあいをしていったかもわかった。
【君主】に注目して世界史を読み解く一冊。どのように君主が生まれ、君主に役割はなにで、それがどのように変容していたかったがとてもわかりやすい。ルイ十四世の果たした役割。【革命】の意味などもわかりやすく説明されてている。最後は現代の君主の説明もあり、一冊で普段とは違う視点で世界史を振りかえれてとても楽しかった。
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