登山口（位置情報）から城跡まで比高約70㍍です。浜松市地域遺産センターに3次元測量図が展示されていますが、山の斜面には堀ひとつ痕跡は無さそう。

本丸以外の曲輪は冬でもシダが生い茂っているし、道も所々崩れています。御馬屋平の堀切にもロープが張られていました。散策は難しいです。

武田信玄が銃弾を受けたとされる城の西側の高台（谷間の法性寺からアクセス）と城内の狙撃場所は直線距離で約80㍍あります。

駐車場から本丸（巴江神社）や二の丸（博物館）に至るまで谷間を歩いて行きますが、巨大な空堀です。

川沿いの谷間から車を蛇行させながら山を登ると里にたどり着きます。田峯が凄いところにあることを実感。復元した建造物も趣がありますね。

主郭まで車でアクセスできます。それほど比高もなく道も狭いので麓の登城口から徒歩でもよいかもしれません。（主郭付近のみ雪が凍結して残っていました）

整備された歩道のおかげで城内をくまなく散策できるし、案内板も豊富だし、遺構も素晴らしい。畝状竪堀最高。

復元した柵や櫓はきれいに維持されていますし、駐車場からのアクセスも楽々。戦国時代がちゃんと観光地化されています。

城内あらゆるところに点在している石垣を探すのが楽しいです。水の手曲輪のダム状の石垣はまるで古代山城のよう。縄張図ではわからない凄さがありますね。

曲輪4から井戸跡へ。さらに奥まで行くと曲輪1下の斜面を12時〜7時方向までぐるっと囲む竪堀・横堀に至ります。

立派な土塁が素晴らしいです。駐車場も豊富。城外から意外と模擬櫓が見えず、アプローチの目印になりませんでした。

ちょっとした高台ですが、公園からは辺りが見渡せます。桶狭間を含む緑区一帯は住宅街ですが微妙なアップダウンがありますね。

鷲津砦と丸根砦がよく見えます。木々に囲まれて鳥の楽園と化していましたが、堀ウォークできました。（主郭は一部、発掘調査中）

印象としては城館のよう。空堀に囲まれていて本丸は長方形、フラットです。

どうしても櫓に注目しがちですが、屏風折れの土塀も見逃せません。資料館の模型にもしっかり表されています。両方とも確認ください。

駐車場（位置情報）隣接のトイレが仮設とは思えないほどキレイでした。鼓楼の屋根には鯱が乗ってます。印象的。