城址入り口の説明板の確認と麓にある観照寺の訪問です。観照寺は大越山城守常光の奥方であったお菊の菩提寺だそうです。

以前は入ることが出来たそうなんですが、現在は立入禁止となっているため、遠景のみです（空手会館がある場所も城域？）。

急坂を登り、つぼみ保育園の細い脇道を50ｍほど進んだところに標柱と説明板があります。その場所にある階段を登ると長嶺按司の碑が建立されていました。

城内は立入禁止とのことで照屋集落にある照屋御嶽の参拝のみさせていただきました。

南山神社及び高嶺小学校が城域とのことです。割としっかりした城壁が残されており、廃城感が漂っています。城内にはこの地方独特の御嶽や水の手？らしき遺構も残されていました。

港湾施設につき、立ち入ることができませんので、向かいの通りから眺めるのみです。こちらと硫黄グスクを訪問する際は那覇港ターミナルの駐車場をご利用ください（ターミナル内西側の海側に出る出口にこの付近のグスクに関する説明板が設置されています）。

沖縄製粉社辺りを散策し、攻城完了とします。車は那覇港ターミナルの駐車場を利用しました。

米軍施設になっているとのことで、向かいの三重グスクより遠景を眺めるのみです。

ロジワールホテル那覇の隣にあります。城壁が少しと御嶽が鎮座しているぐらいですが、市街地にあることを考えれば残っている方だと思いました。何よりここは向かいに屋良座森グスク（米軍施設により立入禁止）を望める一等地ですので、是非こちらで堪能しましょう。

駐車場前に説明板が設置されています。その場所から側道を歩いて2,3分で城域となり、朽ち果ててはいますが石垣の残欠を見ることができます。

八重瀬公園として整備されています。ごつごつした石垣や御嶽跡も見られ、見晴らし台へと続く道はかつての石垣上に造られているようでした。

現地には説明板が設置されています。その説明板に向かって左に50ｍくらい進むと、遊歩道の入口があり、その遊歩道を270ｍ進むと多々名城跡です。遊歩道は整備されていますが、ジャングルのような様相を呈しています。ちなみに城跡にたどり着いても城らしき雰囲気は分かりませんでした（ジャングルですので。。）。

現地は公園（展望台）として整備されています。説明板と祠（御嶽？）があるほかに何か城らしきものはありません。展望台だけあって眺望は素晴らしいです。

廃城感漂う雰囲気が素敵です。座喜味グスクや今帰仁グスクほど整備されていませんが、大規模に残る石垣は一見の価値ありです。ちなみに沖縄のグスクめぐりは靴底厚めの方がいいです。登城道でも沖縄特有の石灰岩がむき出しになっているところが多々ありました。

駐車場もしっかり整備され、観光客もそれなりにいます。自然の一枚岩をくり抜いて造られた城門が見どころで、見方によってはハートマークに見えるとかで有名なのだそうです。見えるといえば見えますし、なかなかいびつではありますｗ

大きな石碑や説明板があり、到達感を得られます。石垣もそれなりに残っていますが、整備状況が良くないのか植物がまとわりついており、明瞭ではありませんでした。

本土でいうところの埋門（うずみもん）のような門が残されています。残されているのはこの門と周囲の石垣だけですが、海沿いの城らしく爽やかな眺望と風が心地いいです。

グスクとは言いつつどことなく本土の山城を思わせる城。というのも沖縄特有の石灰岩の石垣が発見されておらず、月代宮というお宮が鎮座しているためです。これからの調査によって新たな発見があるかもしれません。