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雨という天気予報だったので、急遽山城をやめて、彦根城に行ったことがあります。彦根城は、もちろん初めてではないのですが、毎回なんらかの発見があります。この日は曇り時々雨で、土砂降りではなかったこともあって、彦根城内だけでなく、庭園、足軽屋敷群、門跡などを巡って楽しみました。天候が良いと後回しにしてしまい、これまで訪ねていなかった博物館や埋木舎にも立ち寄ることができました。雨宿りでたまたま足を止めた城下町にある宗安寺で、木村重成の首塚と血染めのススキに出会ったのも収穫でした。

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佐和山城の本丸南側に広がる紅葉群も捨てがたいが、やはり一番心に残っている美しい紅葉は、津山城の腰巻櫓から裏門へと降りる石段で出会った紅葉。津山城は桜で有名だが、秋も美しい紅葉で彩られる。訪問日が11月29日で、ほぼ散ってしまっていると思っていたので、何か残り福に当たったような喜びがあった。

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アクセス方法はもちろんですが、なるべく縄張り図も事前に手に入れておくようにしています。また、現地で地元の人にお会いした場合は、必ず直前の情報を知りたいので言葉を交わすようにしています。これまでの失敗からいえば、自分が持っている登城ルート以外に現地マップで違うルートがあったとしても持っていない範囲の道は避けるように心がけています。

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元々陶器が好きだが、城巡りをきっかけに江戸時代に藩窯として焼かれていた器などに出会い、興味を持った。廃窯となっているものが多いが、有志の陶工によって復刻され今に生きる陶器がある。献上物などの高価なものではなく、雑器と言われる普段使いの陶器が毎日を彩ってくれるようになった。彦根藩の湖東焼、膳所藩の膳所焼、篠山藩の王地山焼など。藩とは無関係だが、湖南に下田という集落があり、近江下田焼という窯がある。最後の陶工は、平成元年に亡くなった山中保蔵氏。下田の位置からいって、勝手に山中氏の子孫では?と想像してしまう。下田焼は一旦廃窯になるが、山中氏に師事した小迫氏が今蘇らせている。薄いピンク色が湖東焼、青い絵柄(近江八景)が描かれているのが膳所焼、青磁色の湯のみと干支文鎮が王地山焼、青色が特徴の器が近江下田焼。

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島左近。黒田官兵衛、竹中半兵衛と答えたいところだが、島左近は、伝説、異説含めて謎めいたところもあり、魅力的な人物だ。机上ではなく、実戦の軍師だと思う。関ヶ原で島左近の陣跡に立った時(これも異説があるが)、文言の説得ではなく、潔さというか、この戦いに挑むことの説得力を感じた。

ますな

羽柴方に参陣。明智光秀はあらゆる意味で尊敬する人だが、何が何でもついて行って、自分の達成感を感じられる人ではないように思う。また、自分の働きどころが明智陣営にはない。長所も短所も含めて羽柴秀吉は魅力的な人です。

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今日のレビュー

涅槃 上

戦国の梟雄と謳われた宇喜多直家の生涯を描いた歴史小説です。

官能小説かと思わせるくらいの性的な描写があるにも関わらず、全体的に低俗な印象は無く、人間味溢れる物語でした。

備前、備中のお城がよく登場し、下巻では三国一の美女おふくさんもしっかり登場します。

現在のJR岡山駅界隈の発展の礎を築いた人物であると改めて認識しました。

デュラけんさん)

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