四稜郭(函館市)の看板、優秀だと思いませんか。蝶が羽を広げた形だそうです。稜堡式城郭というワードを知らなかったとしても私のトキメキポイントにヒットしたと思います。レンタカー屋さんの地図(黄色の枠中)も優秀で独特な城の形が描かれいました。
下は2021年1月の英国のニュース写真。洪水でたまたま17世紀の要塞の形が現れたというもの。まさに同じ形。当時「ちょっと面白い！」と思いスクショして保存していたのですが、今回、戸切地陣屋、五稜郭と巡ることになるとは、いとをかし。

小ぶりだが、ケース左の側面からのぞくと西側から見た地形の高低差、迫力がよくわかる。(明石市立文化博物館/通常展示)

右側に薬研堀、左に箱堀

二重目屋根の鬼瓦に山字紋が見える。本丸側に窓は無い。

下段左側から山字紋軒丸瓦、かたばみ紋、三階菱紋。山字紋は明石藩の紋と伝えられている。(明石市立文化博物館/通常展示)

ここら見える鬼瓦は上から山字紋、かたばみ紋、桐紋。北側の窓は少な目。

明石市立文化博物館の常設展示室(大人200円)では城のジオラマや軒丸瓦などを見ることができる。受付カウンターでは「明石城完全攻城ガイド(100円)」の販売、日本100名城スタンプの設置もある。東ノ丸から土橋を渡ってすぐ。お城イラストの原画展(観覧料1000円で常設展示室も観覧可能。中学生以下無料)は9/1(日)まで。

石垣上部に蛇口(排水口)が見える。ざっと数えて8つある中のひとつ。また日本最古の石垣普請奉行銘(貞享三年/1686年)の石があるあたり。(みつけられませんでしたが)

ゆるやかな「寺勾配」。17世紀中期から後期に拡張されたあたり。

昭和·平成の大修理で蘇った石垣。西側、はばき石垣で補強されている。

他の蛇口は穴のみ(私調べ)。

あずま屋(台所屋敷跡)と中央の本丸石垣との高低差が伝わるといいのですが。

マップで「石積み職人の腕の見せ所だね」とある石垣です。現地に案内板·解説板は見当たらず自力で探すしかない。大きな石の回りに小さい石が並べられ大口を開けて笑っているように見える、というから写真中央の下のあたりかな。

石垣の崩壊を防ぐため、二ノ丸東側に２か所作られている。奥に本丸の石垣が見える。

左手の石には矢穴が残る。マップの示す位置ではあるが案内板は無い。淡路丸の下の帯曲輪のさらに下のこの辺りは木陰でせせらぎが流れている。

高さ11メートルの櫓門。築地塀は高さ4.5メートル、基底幅2.4メートル。

並木の奥に政庁の南門、写真左側に東北自動車道が見える。自動車道は城域西端を少し分断している。

この築地塀は高さ3.5メートル、基底幅1.8メートル。写真では小さく見えるが、塀の厚さは成人が両手を伸ばしたくらいある(実測)。