仙台市博物館の特別展「徳川十五代将軍展」再訪。巨大な金扇と徳川家康の甲冑、歯朶具足が並んで展示されているコーナーは日曜日、人垣ができていました。常設展の特集展示「徳川家と伊達家」では、伊達政宗の黒漆五枚胴具足を展示中（～11/3）で、こちらは写真OKです。
今回はお土産は買わないと固く決めていたのに、和三盆とバンダナほかを購入。パッケージには伊達政宗甲冑像(馬印の日輪は前立ての月と対になっているとのこと)が、江戸城周辺古地図柄には御蔵(★印、竹橋御門と清水門の間でかつて千姫が住まいした所)がくっきり載っていたのでついうっかり👛😅
博物館周辺は仙台城のふもとですが、熊の目撃情報がマジで増えています。仙台城は登山のイメージはありませんが正真正銘の山城でしかも本丸では食事処や売店が賑わっています。色々な意味でくれぐれも油断無きよう。

広瀬川の向こうに片倉家仙台屋敷跡(現、緑彩館)、その左手は追廻馬場跡(現、テニスコート)、山の頂に本丸北壁石垣。石垣の色が暗くて樹木に溶け込んでいます。心の目で見たら艮櫓(うしとらやぐら、１６４９年地震で倒壊)の三重櫓の姿も。

天気が良ければシェアサイクル(DATE BIKE)も便利です。博物館・国際センターのポートで自転車を返却し、巽門、清水門、沢門経由で本丸まで上り15分くらいでした。

8月も残りわずか。私自身は新規の攻城はありませんでしたが、攻城団のタイムラインで皆さんの写真からお城エネルギーを補充しています。
萩城の北の総門と船着場が１枚に収まっている写真、山口城の東稜堡の写真、大内氏館に隣接する築山跡史跡公園の今夏の様子などにはあっぱれを連打？長押し？していました。山口県、特に山口市には愛着があるので「撮影場所」ももれなくチェックしました。以前、三原城(広島県)の西の総門跡を写真で知り、地図で場所を確認して城の規模に感心したことがあります。攻城団の優れた所の一つは「撮影場所の公開」ではないでしょうか。
姫路城では9月の菱の門の内部公開に向けて準備万端、「ろの門の西南方土塀」では保存修理が始まりました。工事が終わったら同じ場所で写真を撮り攻城団にアップするつもりです。無事公開されるようにスマホのレンズはしっかり拭き画角も丁寧に。もちろん、撮影場所も公開いたします😊

古地図によるとこの石垣の上には五十三間多聞があったようです。明暦の大火で焼失した天守は写真中央の方向でしょうか。右手奥に北桔橋門が見えます。

３連の石垣の折れが目にとまった。左手の低い石垣は竹橋御門跡、正面は帯曲輪

石段の一段一段が高く、公園へ至る道としてはバリアフリーに逆行しているが江戸城の風情を体感できる。体力トレーニングによさそう。

濠の向こうの石垣がよく見える。この扉の前の枡形は最強か。

扉吊金具に万治元年(1658年、明暦の大火の１年後)の刻銘があるとのこと。

8月某日、東京・湯島に宿泊。早朝タイムラインで見た高知城🎆の写真に触発され、江戸城の清水門までひとっ走りしてきました。朝食まで１時間、レンタサイクルのステーションもそばに有り、前日の雨で道路は濡れていましたが降ってはいません。条件が揃っていました😊
目指すは清水門だったのですが、爆走しすぎて北桔橋門、乾門を過ぎてようやく交差点で方向を間違えたことに気づきUターン。それでも時間内に宿に戻れました✌️
電動自転車なら江戸城内堀〜外堀の高低差もスイスイ。全くの予定外でしたかお城パワーを補充できてニッコリです。
写真は清水門の城内側。石段一つひとつの蹴上げの高さを実感してきました。

この石段は絵図にも描かれているそうです。
この石垣に沿って左に進んだ藪の先が切通し門。
【伊達政宗公の城「仙台城謎解き」VR散策ツアー】にて。

中途ハンパな大きさ(聞いままです)の鏡石。同種の鏡石を猪苗代城でも見ることができるそうです。
【伊達政宗公の城「仙台城謎解き」VR散策ツアー】にて。