道路沿いの西側の歩道（位置情報）に案内板があります。ORIXの看板を目印にすると良いと思います。なお、遺構は確認できませんでした。

宮城刑務所が城址となっているため内部には入れませんが、外部からでも土塁や堀跡の存在は確認できます。

城址碑のみで遺構は遺っていませんでした。

（位置情報）にある小さな矢印の看板に従って進み、民家（恐らく空き家）の敷地を通って背後の山を登ります。そこから10分前後で案内板と城址碑がある主郭に辿り着きます。

北側から三郭、二郭、主郭、侍屋敷という順の配置になっています。二郭、三郭は荒れていて遺構がよく分からないですが、主郭周りは堀切や土橋など明瞭な遺構が良く残っています。

県道21号線から田んぼのあぜ道を入って行ったところ（位置情報）に城址碑と案内板があります。

南側から見ると少し高台にあるかな、という程度しか分かりませんでした。なお、城址碑は新しくなっていました。

新城小学校の南東に空堀が遺っています。

本丸の大部分は農業用のため池となってしまったようですが、池の西側の雑木林となっているところに、土塁や横堀などが残っています。

長篠城自体の散策のみであればそれほど時間は掛かりませんが、周囲の関連史跡や砦、設楽原合戦場も含めて巡る場合は半日～1日ぐらい掛かりますので、事前にどこを巡るのか予定を考えておいた方が良いと思います。

天守台だけでなく随所に石垣や堀切が遺っていて見応えがあります。

天竜区役所一帯が城址になります。今回時間が無くていけませんでしたが、背後の山に曲輪の一部が遺っているようです。

橋を渡って左折ルートの行き止まりにある駐車場から攻城。案内に従って登っていくと三郭の堀切に辿り着きます。そこから右手に延びる細尾根上に三郭、二郭、本郭と並んでいて、三郭と二郭の間には二重堀切が遺っています。

堀尾氏時代に築かれた石垣が良く遺っています。道幅の広い大手道から立派な石垣が遺る大手門跡までが特に良かったです。

往時は周囲が切った断崖や深い谷に囲まれた島のような立地だったそうですが、現在は周囲の谷や堀は埋められ、中心を高速道路が通り、残された城域も宅地化が進み、往時の面影は遺っていません。

宝泉寺の西側のハイキングコースから5-10分程度登ると祠がある主郭に辿り着きます。主郭から東に向かて郭が3つあり、各郭間を堀切が分断しています。また、主郭の西側にも堀切が2つあります。

本城曲輪と東の飯縄曲輪を中心に多くの小さな曲輪が階段状に配置されています。また、太鼓曲輪下の家老屋敷跡に石垣が遺っていますが、場所が分かりにくいので、根古谷地区にある城山公園のパークセンターで情報収集してから攻城することをお勧めします。