この城の最大の見所はやはり " 二重堀切 " ではないでしょうか。ざっと確認しただけでも5カ所もの二重堀切がありました、これだけ二重堀切がある山城は珍しいと思います。

神社裏を直登ルートはキツイです。谷本神社北側にある墓地の裏（向かって左端）から登山道が尾根まで続いてます。城跡は尾根上に段郭、堀切、竪堀、虎口、など遺構を確認できます。

城址公園として整備されており、15台以上停められる城址専用駐車場とトイレがあります。

案内看板の脇にある橋を渡って、右折して行くと登城口に着きます。見所は主郭東の堀切と、主郭南側の横堀でしょうか。

八面神社に城址看板があり、そこから墓地の裏へ向かうと竹藪に続く小道（登城口）があります。ただ、竹藪の中には害獣除けの高圧電線が引かれていて危ないうえに、竹の藪が酷くて難儀するので攻城には注意が必要です。

極楽寺の方に話を伺ったところ、寺の裏山は城跡とは無関係との事でした。城跡は寺の南東にある山が突き出た部分で、大きな庭に事務所があるお宅の裏山が城跡らしい。そのお宅が城跡の山を所有している地主さんだそうです。

今川、徳川、武田と入れ替わる支配者による改良や改築により、とても面白い縄張構成となっている感じです。見所は沢山ありますが、お勧めは主郭西側を中心に巡らされた横堀と、2の曲輪東端にある大堀切です。

浜松市天竜区役所に城址碑と説明看板（位置情報）があります。

Googleマップのルートで直登を試みるも、日没と急斜面で断念（このルートは無理です）。翌日「ゆずあんこ」さんが言っていた林道経由（位置情報）で攻城（徒歩で片道35分）しましたが、途中ぬかるみが4カ所あり、4輪駆動車でないとスタックする恐れがあるので徒歩がお勧めです。

光明山遺跡専用駐車場あり。城の明確な遺構は北東の堀切ぐらいですが、寺院遺構の高石垣と眺望はとても見事で見応えあります。