平成18年(2006)9月の豪雨災害により、崩落した山斜面の保安林の治山事業による発掘調査で検出されたそうです。

永禄6年(1563)、隆元は41歳で佐々部にて急死。翌年菩提寺常栄寺が建立され、後に山口ヘ移転したそうです。

発掘調査で、郡山城西端に約100mもの薬研堀、石塁を伴う屋敷跡などの遺構が検出されたそうです。

毛利元就墓所ヘの入口で、墓所から更に本丸ヘ行く事も出来ます。ここに駐車場とパンフレットが置いてあります。

郡山城内や城下にあったそれぞれの墓を、明治2年(1869)に洞春寺跡に移葬されたそうです。

葬儀は城内の大通院において嘯岳禅師を導師に営まれ、初七日の法要後に茶毘に付され、墓所に埋葬されたそうです。法号は日頼洞春大居士。

元就の「百万一心」の伝説を記念して、昭和6年(1931)に石碑が洞春寺境内に建立されています。共同一致の精神を示しているそうです。

元亀2年(1571)、元就は75歳の生涯を終え、翌年に菩提寺洞春寺が建立され、境内に墓が建てられています。

元就の逝去に際して、葬儀の導師をつとめた人物で、洞春寺跡から本丸ヘ向かう途中にあります。

勢溜の壇より吉田町を望む。

本丸の峰から南西に長くのびる尾根を御蔵屋敷の下段を堀切で区切って独立させ、本丸守護の兵を滞在させていたそうです。

城内最大の曲輪で、石垣や石塁、切盛りの造成により、東段・南段・西段の3段に分割されています。

本丸の南側に連なり、本丸とは2mの比高差があります。高級な中国製の青磁が発掘されていて、城の中心的な施設があったと考えられているそうです。

本丸の北端の山頂部にあり、本丸跡の石柱が建っています。

毛利元就による拡張後の中心地で、城主の屋敷があったそうです。奥に見えているのが櫓台です。

三の丸の西側には土塁が築かれています。

郡山城の中心部は毛利輝元の改修により整備され、三の丸は石塁によって3つに区切られていたそうです。

石が崩されて散乱していますが、三の丸に入る大手道にあたるそうです。

勢溜の壇と釣井の壇を繋ぐ曲輪で、幕命により江戸時代初期に崩された石垣が残っています。

現在は枯れていますが、城内に残る石組みの井戸としては唯一のものだそうです。