大坂城には豊臣時代の大坂城(「大坂の陣」で焼失)、その後再建された徳川時代の大坂城(1665年に落雷により焼失)があります。
現在の大阪城(字がちがいます)は1931年に建設された復興天守ですが、その外観は豊臣時代のものと徳川時代のものとそれぞれをミックスしたデザインになっています。じっさい最上階だけが黒漆に金箔で虎や鶴があしらわれており、それ以外の階層は白漆喰壁ですからね。
ちなみに大阪城は復興天守の第一号らしいです。
前段が長くなりましたが、じつは豊臣時代の大坂城はいまも地中深くに石垣が眠っていて、このたび大阪市では、大坂夏の陣から400年を記念して、この初代大坂城の石垣を掘り起こすプロジェクトが立ち上がったそうです。
募金の概要 大坂本願寺から豊臣時代、徳川時代を経て、近代、現代へと時代を重ねながらその価値を深めてきた大阪城。その歴史の重層性を象徴する遺構のひとつが、地下に眠る豊臣秀吉の築いた初代大坂城の石垣です。今回、昭和59年に発見された石垣を掘り起こし、大阪城の歴史文化に触れ、新たな魅力を感じていただける公開施設の整備を進めるため、皆様からのご寄附を募ります。なお、寄附特典として、大阪造幣局製造のオリジナル記念メダル「太閤通宝」がもらえるみたいですよ(ただし1万円以上の寄附をした場合)。 また、1万円以上の寄附をされた方のうち、個人の方には、大阪市ふるさと寄附金の特典として、大阪城天守閣などの市内7か所のミュージアムに入館できる「大阪市立ミュージアム御招待証」ももらえます。10万円以上の寄附をされた方は、石垣公開施設に氏名が掲示されて、100万円以上の寄附をされた方は、石垣公開施設に記念芳名板を設置されるそうです(ただし芳名板の設置は先着200名程度)。 寄付の方法はゆうちょ銀行または郵便局からだけでなく、クレジットカードでの募金もできます。 ぼくも1万円くらい寄付しようと思います! [追記] さっそく1万円を寄付しました。募金の使途 皆様からの寄附金は、大阪市文化集客振興基金に積み立てられ、豊臣石垣公開事業のために役立てさせていただきます。また、広く大阪城の歴史文化の魅力向上のために活用させていただくことがございます。 なお、本事業は城郭遺構の適正な保存を図りながら豊臣時代の大坂城の地層まで掘るため、新たな遺構が発見された場合などは事業規模等の見直しを行う場合があります。
- 募金目標額:5億円
- 募金期間:平成25年4月1日〜平成27年3月31日(予定)
- 募金の対象者:広く国内外の個人、法人、団体からの寄附を募ります。
毎月恒例の月次レポートを公開します。台風や大雨でなかなか出かけられない日が続いていますが、もう少ししたら出かけやすい行楽シーズンがやってくるのでぼくも遠出を計画中です。では今月も攻城団をよろしくお願いします!
つづきを読む訪問ガイドに緯度経度が入力されていた場合の地図の表示方法を変更しました。画面遷移せずポップアップで確認できるようになったのでかなり便利だと思います。
つづきを読む攻城記録を残す際の公開用のメモ欄の名称を「共有メモ」から「訪問ガイド」に変更しましたので、その理由などを説明します。
つづきを読む歴史的にも有名な水攻めの舞台でもある、備中高松城にも攻城団のチラシを置いていただきました。城址にある備中高松城址資料館で入手できます。
つづきを読む今年も団員総会を開催します! 11月16日(土)に昨年と同じ京都アスニーの大きな和室を借りたのでぜひご参加ください。
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