大胡城跡に設置されている案内板の内容を紹介します。
群馬県指定史跡大胡城跡
THE RUINS OF OGO CASTLE城跡は、南北に走る丘陵上にある平山城で、本丸を中心に二の丸を囲部的に配し、北に北城(越中屋敷)、近戸曲輪、南に三、四ノ曲輪があり、東は荒砥川が流れ、その間に根小屋、西には西曲輪の平坦部が附加され、南北670メートル、東西最大幅310メートルの規模を持つ。枡形門、水ノ手門虎口、空濠、土塁等の跡が良く残っている。中世上野の名族である「大胡氏」が拠ったと言われている。
- 指定年月日
- 昭和42年2月24日
- 所在地
- 前橋市河原浜町660番地1
天正18年(1590)徳川家康の関東入部により牧野氏が大胡領2万石に封ぜられ、康成、忠成二代の居城となった。
牧野氏は元和2年(1616)に越後(新潟県)長嶺へ、そして長岡へと転封された。以後、大胡城は前橋藩領となり、酒井氏時代には城代が置かれたが、寛延2年(1749)酒井氏が姫路へ転封に際し、廃城となった。
The Ogo Castle was constructed from the end of 15th century to the beginning of the 16th century. It is said that this castle pertains to "Lord Ogo" , of the famous medieval family from here, but it is not historically certain.
This demonstrates the conditions of the first modern castle.