かつて帰雲城があった帰雲山の写真です。崩落跡の様子がよくわかります。
帰雲山は標高1,622mの山で、「雲がこの山に当たると逆流して帰っていった」という言い伝えに由来して名づけられたそうです。
1586年(天正13年)に発生した天正地震により西側山腹が大崩壊を起こし、帰雲城および300〜400戸あったとされる城下町が崩落した土砂により完全に埋没しました。
城主の内ヶ島氏は鉱山師でもあったと伝えられ、戦国武将の中では大量の金を保有していたとされることから、城跡には現在も埋蔵金が埋まっているという伝説があります。