妙徳寺は1593年(文禄2年)、中川清秀の妹である妙徳尼が寄進者となって建立されました。
京都にある日蓮宗の本山・本満寺の末寺として日應上人が祖師となっています。
妙徳寺の山門は、茨木城が廃城になったため不要となった城門を建立時に移築したと伝えられていますが、現在の山門は当時の遺構ではありません。
移築された山門は1841年(文政12年)に大修理が行われ、その後、度重なる台風により崩壊状態になりました。
1992年(平成4年)に全面大改修が行われたものの、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災で崩壊し、1998年(平成10年)に新築されました。
なお、妙徳寺の山門として移築されたのも裏門(搦手門)といわれており、茨木神社の東門の伝承とどちらが正しいのかはわかりません。
(妙徳寺の山門は脇門の移築という説もあります)
妙徳寺の観光情報
住所 | 大阪府茨木市片桐町14-26 |
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