三重県鈴鹿市東玉垣町にある蓮花寺の鐘楼は神戸城の二の丸太鼓櫓が移築されたものと伝わっています。
市指定文化財・建造物蓮花寺鐘楼
昭和五十七年七月二十七日指定
蓮花寺
この鐘楼は、神戸城二の丸の太鼓櫓であったが、明治八~九年の城郭解体により現在地に移築されたものである。
創建の時代は不明であるが、初代藩主本多忠統(ただむね)が築城した寛延元年(一七四八年)以降、江戸時代後期と推定される。
神戸城主、本多家の家紋である立葵の入った軒丸瓦、軒下の漆喰の垂れ下がり、音を伝える連子(れんじ)に往年の太鼓櫓の特徴をよく残している。平成十一年三月 鈴鹿市教育委員会
- 間口
- 三・九m
- 奥行
- 四・八m
- 棟までの高さ
- 四・九m