苗木城には武器蔵、具足蔵と呼ばれる建物がありましたが、現在は礎石のみが残されています。
現地に設置されている案内板の内容を紹介します。
武器蔵(ぶきぐら)
長さ8間(約16m)、奥行3間(約6m)の土蔵。
建物の長さから別名八間蔵といわれ、大名遠山家が所持していた鉄砲や弓等の武器類が納められていた。
現在は一部建物土台が崩壊しているが、礎石や縁石が往時のまま残されている。具足蔵(ぐそくぐら)
本丸口門から見て右側の崖上にあり、2間3尺、3間の建物である。
ここには領主の具足や旗が保管され、別名旗蔵(はたぐら)とも呼ばれていた。