写真に大手門跡が見えてます。(小さく説明板、城址碑がみえてるあたり) 本丸右側の土累はしっかり存在してます。
空堀でなくもはや草堀でしょうか。前を進むのにも困難です……が、許されるところなら、土累の上からみたいし、堀の底からみたい。できれば水堀の中もジャブン!……と、は無理ですけど、できうる限りのたち位置、視点、必要かと。
雑草だらけの空堀の中で、堀の前方、さらに本丸の土累を望む。
堀底に降りて本丸方面を望む。草に阻まれて困難極まる。
自分が、今城攻めをしようとしてるなら、これだけの高さでも、攻めづらく、ヘタをすれば土累上からの沓掛城の兵に簡単にやられかねないと実感。
侍屋敷から本丸への曳き橋、諏訪曲輪方面に向かって、空堀の雑草の中で立ち往生。
視点を変えて……
橋の下からです。
遺構がしっかり、当時のまま残っているし、それを邪魔しないように公園として整備されている、素晴らしい城址です。
分かりやすい遺構、貴重な過去からのメッセージを大切に……子どもたちにも伝えたい、そして後から訪れる未来の攻城者達の為に。
総堀で囲まれた本丸。あまり深くはないけど広さはある。その中でもわりと狭め、そして高低差が小さいこのあたりの空堀です。曳き橋無くても簡単に渡れるような。
曳き橋を渡り、異空間へ。
雑草の種を鎧のように身につけ、侍屋敷跡から主のいらっしゃる場所を望み、想いにふける。
城址、本丸の逆の方向から。当時の曲輪の切岸?、土累などしっかり残っているからか、時間と空気が変換された不思議な時空に飛んだ。
奥には本丸の土塁がみえる。
隣の寺の塀が、また雰囲気をかもし出してますが、隣の寺も沓掛城に縁の深い寺なんです。
まず空堀、そして土累、土橋のあたりなど。そして大手門である案内板、城址碑が見えます。
地面近くから。
二の丸御殿とかあったのであろうか。
ここにどんな建造物があったのか?
よく残った遺構を上手く生かした城址公園。ただ、訪れる人の意識改革が必要。自転車で、スケボーの練習のように土累を使う親子。人それぞれと言えども、僕は絶対に許せない。
今は空堀、昔は水掘。
空堀に入らずんば古事を得ず。
大手門右側あたりの掘から……
本丸下、空堀の周辺を歩けるように遊歩道になっています。もちろん遊歩道のかたちは土累のかたちに沿って。
二の丸は一部しか遺っていませんが、道路脇にしっかりあります。城址公園の入口辺りとして。
大手門前の、大手門に向かって右側の様子。
同じ場所から空堀メインに見るか、本丸の土塁メインに見るかによって自ずと違ってくるアングル。しかし、忘れてはいけないのは両者の関係性である。
大手門跡に城址碑と共に立っている。
なぜか魅かれるこの造形
大手門の手前、本丸に向かって右側です。
大手門に通じる道は土橋か? 確かに古地図、縄張り図通りの形。ほとんど当時のままか? だったら驚き!
土橋があるのでこのようなかたち。こういった遺構全てわかりやすい、教科書のような沓掛城。城址入門の場としてもお勧め。
どうしてこの城址は、ほぼ当時のかたちを留める事が出来たのであろうか?
大手門脇から見た空堀。
空堀脇の塀は、沓掛城に由縁のある、慈光寺のもの。
見る位置、たち位置により表情が変わるので魅力的な土累。
沓掛城址は、造形的に見て、実に優れたレリーフ、マッスの微妙なバランス、パーツの対比の面白さに圧倒されるスペースだと、個人的には思います。
けっこう広い掘です。
ここで、今川義元は「大高城に大軍を送る。それで一気に清洲城の信長をたたく!」と話していたのか……
光と影のコントラストで……
雨水の関係か、何が原因かわかりませんが、資料館の土累断面模型のように、本物の断面が目の前に現れて、興味深い!(目の前……といっても、僕が土累に這いつくばって、顔をすりすりする位の格好してますが)
なかなかどうしてこの土塁。
分かりやすい遺構
高低差を変えながら、本丸をぐるりと囲む土累。
写真に大手門跡が見えてます。(小さく説明板、城址碑がみえてるあたり) 本丸右側の土累はしっかり存在してます。
あらゆる角度から攻めると、その実態が明らかになる。
諏訪曲輪近くの土累です。石垣はありませんが土累がしっかり残っており、この上に櫓か塀が建っていたのでしょうか?
城址公園として整備されていますが、行きすぎてない整備で好感が持てます。
井戸、それはこの城址に人が確かに生きていたという証拠。
どこの城址でも、生活に必要な井戸は大切です。ここも命の光が宿ってました。(陽の光が……)
公園として整備された時に設けられた階段だと思われます。大手門の高低差が小さい土累と比べて、北側(諏訪曲輪、侍屋敷方面)は高低差がかなりあるということです。階段があるということは。個人的にはこれが自然の丸木の階段(しかも横向きに素直につくったやつ)だったら、もっとタイムスリップストレートなのにな……なんて勝手な事思ってます。土累の向こうに見える木々こんもりの場所が諏訪曲輪です。
時空変換スイッチ入り曳橋。そんな感じの諏訪曲輪です。主郭か?
土塁と空堀の沓掛城址。
駐車場から望む。車から降りてすぐにビックリ!すっげぇ空堀。
侍屋敷跡の駐車場から。
いにしえの時と今現在の変換。
城址公園として整備された城の良い例だと思います。
写真やや右寄り中央の説明板、城址碑のところが大手門跡。今まで、本丸から二の丸をみてたが、ここ二の丸に来て逆に本丸を望むと、また新たな発見が! なので、常に逆を検証することは大切。片方からだけだと本当の姿はみえてこない。
今川義元公もこの門から入り、本丸で戦略を練ったか? 今となってはむなしく思える……が。 信長公記にはこう書かれていた。おこないの善悪がその者の行く末を決めると。義元が忠誠を誓った者を無惨にも殺したりしたことも含まれ、それは、鳴海城の山口教継、教吉親子の事である。因果は歴然、善悪二つの道理は明らかで、天道に背くと恐ろしい事になると……
本丸の入口、大手門の位置です。
非常に良好な資料としても、造形的な観賞対象としても、そして何より城址そのものとしても価値の高い沓掛城址。
造形的には単純にて複雑な土塁、空堀、曲輪の構成。とても興味深い。 大河ドラマでもタイムリー。今川義元がここで旅立ちの前の一夜を過ごされた城。 まことに興味深い。
こういった意匠というか造形、ゾクッとするほど好きです。でもこれがもともとの城のものなので、尊いものも含め身に染みるものがあります。本丸大手門前、土橋あたりからの眺め。木の向こうの曲輪は二の丸跡です。
大手門近くの、この土累は高低差が小さいです。ひょっとしたら、完全な形では残っていないのかもしれませんが、年月の洗礼を受け、規模が小さくとも、美しい。
本丸の土累は、諏訪曲輪のあたりが高低差が大きく、大手門に近ずくほど小さくなってます。理由はわかりません。陽の光がもたらす陰影で、レリーフのように、わずかな高低差でも、いや、わずかだからよけいにかもしれませんが、美しい!
ここの空堀は見ての通り、とても浅くなってます。これは後世埋まって浅くなったのか、それとも築城の上、意図的に浅くしてあるのか?、あるいは……
写ってはいませんが、写真右手が本丸になります。
この城址は今川義元公の最後の宿泊場所ということと共に、自宅の近くにある九ノ坪城から出世した梁田政綱の城であるということで、感慨深く、視点を変えながら、色んな場所から本丸、また逆を……というように望み方つきない城址。
諏訪曲輪から。桶狭間で信長に討ち取られる前日、今川義元はここで休まれた。
橋を渡って曲輪を移動。
侍屋敷から本丸へ渡る橋あたりを眺める。堀の中から。駐車場からこの城址を攻める時、まず渡る橋です。この城址には曲輪と曲輪を結ぶ橋が2つある。
空堀の深さに違いあり。
見事にV字。
このあたりの空堀は防御力をあまり感じませんが、本丸から曲輪という位置関係によるか?
静けさの中にも時の流れの音が聞こえる。
切岸なのか、土累の曲輪斜面がしっかり残ってますが、ここは主郭だったのか、本丸との位置関係をみると、何かしら重要な役割を担った建物があったと思われます。
今川義元公の光と影を写し出しているような趣あり。
時の座標軸の位置に遊ぶ。
木々に覆われて、光が一部射し込む曲輪。木漏れ日の光は時を越えたいにしえの唄。
他の場所と時間の流れが違うように感じてしまう。ここは主郭であったのであろうか?
主郭のようなたたずまい。……のような、じゃなく、主郭だったのか。
不思議な体験をした。この写真にもわずかに残る体験の余韻……。諏訪曲輪と侍屋敷では、空気の層が違うような体験。これは……あるいは。
諏訪曲輪の中で、諏訪曲輪の全体の形を捉える為、パーツパーツに目をとめると、見えてくるものがある。イチブとゼンブ。
この場所の空堀は浅いけれど、見事なV字。
侍屋敷は武家屋敷群が存在していた場所。そして本丸の一部として一番高いこの諏訪曲輪は主郭であろうと思われます。
今川義元のことも簗田政綱のことも近藤さんのことも刻まれている石碑を見てから、そしてこれよりちょっと手前には、縄張り図、説明板、案内の地図があります。「よっしゃ!攻めるぞ!」……侍屋敷跡こと駐車場からのコースです。
まず説明板、縄張り図を右手に見、左側の説明書きの石碑を過ぎて広い空堀の手前、登り段を登り、空堀にかかる曳き橋を渡ると、そこは……沓掛城本丸と、城址公園を一望できる。そして、城を攻める。
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