備中高松城
備中高松城

[岡山県][備中] 岡山県岡山市北区高松558-2


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.18(88位)
  • 見学時間:45分(90位)
  • 攻城人数:1783(97位)

蛙ヶ鼻(蛙ヶ鼻堰堤跡)

蛙ヶ鼻は羽柴秀吉が備中高松城を水攻めする際に築いた堤防で、その一部が現存しています。

築堤奉行には蜂須賀正勝が任命されました。

国指定史跡
蛙が鼻築堤跡(かわずがはなちくていあと)
昭和4年12月27日指定
 天正十年(1582)に羽柴秀吉(はしばひでよし)は備中高松城を攻めたが、城は典型的な沼城(ぬまじろ)で地の利を生かして守りが固いことから、容易に落城させることはできなかった。そのため、地の利を逆用しての攻撃が「水攻(みずぜ)め」であった。
 周囲が沼や湿田(しつでん)に囲まれている高松城は浅い盆地状の地形の中心に位置しており、そのただひとつの水の出口がこの蛙が鼻付近でアリ、築堤工事のもっとも重要な地点である。
 水攻めの築堤は、基底部幅約24m、上幅約10mで高さ7~8mであったとされるが、明治36年の鉄道工事に際して築堤の土砂の大半が持ち去られてしまい、この「蛙が鼻築堤跡」のみがかろうじて残されたと伝えられ、現在でもここから国道180号線付近までが最も良好に築堤の痕跡が残されている。 岡山市教育委員会

現在、周囲が「高松城水攻め史跡公園」として整備され、トイレや駐車場も用意されています。

   

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