センゴク天正記の10巻まで、読み進めてきました。織田信長の侵攻範囲が、グッと広がり、いよいよその地位を確立していく反面、広がりすぎによる齟齬やら、信頼筋からの謀叛も起きはじめてきています。攻城団的には、安土城が姿を現し、今後の展開への伏線でしょうか、信長が建設途中の城を背景に部下、民衆に下剋上推奨の演説をぶち上げます。
北の侵攻は、ついに上杉謙信との直接対決へ、南の侵攻は雑賀集との戦いへと進み、刀、槍、馬がメインから銃と調略そして補給路断絶へと戦い方が変わってきました。特にそれが顕著となるのが西方の背後に毛利が控える侵攻で、秀吉、半兵衛の本領発揮ですね。そして、大砲備えた船の戦い方へと新しいやり方に対応していける信長の資金力の凄さですね。
そしてそこには当然、荒木村重の謀叛もあり、自分の大好きな武将、黒田官兵衛もいよいよ登場してまいりました。この漫画は、そこが面白いところでもあるんですが、登場する武将の絵面がエキセントリックすぎになる傾向があるので官兵衛どうなるかと思って少し心配していましたが、割と普通の姿で出てきたので安心しました。官兵衛、この先いっぱい登場してくれると自分は嬉しいですが、それも楽しみに読み進めていきます。
タイトル | センゴク天正記(10) (ヤンマガKCスペシャル) |
---|---|
著者 | 宮下 英樹 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2011-04-06 |
ISBN |
|
価格 | |
ページ数 | 224ページ |
まだ登録されていません。
ほかの書籍を検索することができます。
攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する