神戸4城、阪神5城、東播磨7城、西播磨8城、但馬4城、丹波5城、淡路4城、合計37城について書かれてあります。
それぞれの城について数ページに解説してあります。
また、最後にメモとしてアクセスについても書かれてあります。
中世から近世にかけて兵庫県下には千を越える城郭があったというが、上下巻で71の城についてその歴史や現状を写真・現況図付きで紹介している。1998年発行。
特に興味深く読んだのが2つ。
・2019年12月、発掘調査後の現地説明会に参加した松原城が「蒲公英(たんぽぽ)城」の名で載っていて、その成り立ちや造成される前の山城の様子が本に残っていてうれしく思った。
・金山城の「(光秀が丹波攻略で)敵中深く楔を打ち込んだのが金山城の築城である」の一文に大いに納得。先の大河ドラマでは描かれなかったので寂しかったが、広重の浮世絵「鐘坂」に江戸時代の金山の姿が(名所・鬼の架け橋がメインで)描かれているとは、へぇ〜!
他に姫路城、置塩城、黒井城、篠山城など計36の城について6人が執筆している。白旗城、利神城は下巻なので図書館で借りようと思う。
タイトル | ひょうごの城紀行 (上) (のじぎく文庫) |
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著者 | |
出版社 | 神戸新聞総合出版センター |
発売日 | 0000-00-00 |
ISBN |
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価格 | |
ページ数 | 302ページ |
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