倉本先生の「平安貴族とは何か」を読ませて頂き、もう少し藤原道長の事を知りたいと思っている時に、攻城団テレビ【定期ライブ】で榎本先生から紹介がありましたので、今回読んでみました。
著書の内容は藤原道長の自筆本「御堂関白記」の中から歴史上重要な時期の部分を抜き出して解説し、道長の人となりを理解することが出来ます。
特に一条天皇とのやり取り、一条天皇から三条天皇に譲位される時、その後の後一条天皇の即位など歴史上の転換期について同時期に書かれた日記「小右記」(藤原実資)「権記」(藤原行成)の内容も合わせて詳細に解説されおり、道長がどのようにして栄華を極めていったのかが非常に良く理解出来ました。
やはり、ここ一番の動きが敏速であり、道長のような栄華を極める事が出来る人は生まれながらにそのような資質を持っているのでしょうね。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」に登城する藤原道長に注目です。
タイトル | 藤原道長「御堂関白記」を読む (講談社学術文庫) |
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著者 | 倉本 一宏 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2023-11-09 |
ISBN |
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価格 | 1298円 |
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