攻城団で戦国大名を知るにはこの一冊との推薦があり、読んでみました。
内容としては、北条氏、武田氏、今川氏の史料を元に戦国大名の領国での政策、統治、そして隣接した国との戦争について書かれていますが、戦国大名に関する史料はことのほか少ない中、北条氏の史料が最も多いそうで、この著書では戦国大名の代表として北条氏の取り組みが中心に書かれています。
私が学校で学んだ太閤検地、刀狩、兵農分離など織豊政権が取り組んできた政策が、実は戦国大名が既に取り組んでいた内容であり、著書の中では戦国大名と織豊政権と比較して大きな違いはないと書かれていました。また、喧嘩両成敗の考え方が戦国時代に生まれていたそうです。
内容は少し難しいですが、戦国大名とは?を知りたい方には最良の一冊かと思いました。
タイトル | 増補 戦国大名: 政策・統治・戦争 (943;943) |
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著者 | 黒田 基樹 |
出版社 | 平凡社 |
発売日 | 2023-04-12 |
ISBN |
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価格 | 1980円 |
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