図書館の歴史・地理コーナーで平立て置きされていたのを見つけ、面白かったので紹介します。
「戦国武将×温泉」というかなり珍しい視点からアプローチした参考書。
戦国武将ゆかりの温泉といえば「信玄の隠し湯」として有名な草津温泉や下部温泉などが思いつきますが、意外と武田信玄以外の戦国武将ゆかりの温泉はなかなか思いつきませんでした。
本書を読むと、「真田昌幸×伊香保温泉」や「北条早雲×箱根湯本温泉」など統治している地理的に考えられそうな組み合わせだったり、「明智光秀×山代温泉」や「前田利家×草津温泉」、「徳川家康×熱海温泉」など、全然考えもしなかったまさかの組み合わせが登場したりと、なぜその組み合わせに至ったのかと古書文献の記述を交えて解説している点などがあり、結構面白かったです。
戦国武将以外にも番外編で幕末志士ゆかりの温泉地も紹介されており、有名な「坂本龍馬×塩浸温泉(霧島温泉)」や「土方歳三×会津東山温泉」などが紹介されていました。
お城めぐりする際に、宿泊地に温泉地を取り入れようと計画している方はかなり参考になる本書かと思います。
タイトル | 戦国武将を癒やした温泉 名湯・隠し湯で歴史ロマンにつかる |
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著者 | 上永哲矢 |
出版社 | 天夢人 |
発売日 | 2021-11-12 |
ISBN |
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価格 | 1980円 |
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