攻城団の日本史の勉強会の予習の為に手に取りました。本著書は鳥羽院政の成立から十二世紀末までの京都を中心とした歴史が記載されており、時代的には今放送されている大河ドラマ「鎌倉殿の13名」と同じで、関東での出来事と平行して起こっていた京都での後白河院と平清盛のやり取り、仏教勢力との駆け引き、平清盛亡き後の後白河院の行動、最後は平氏が滅亡して京都に平和が戻ってきたところまで詳しく知ることが出来ました。関東では鎌倉幕府を開いた源頼朝が有名だが、京都では平和をもたらしたとして後白河院が有名なのだな、と本著書を読んでいて感じました。頼朝に「日本一の大天狗」と言わせるほど悪いイメージを持っていましたが、後白河院のイメージを変える一冊となりました。
タイトル | 平氏政権と源平争乱 (2) (京都の中世史) |
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著者 | 元木 泰雄 |
出版社 | 吉川弘文館 |
発売日 | 2022-02-02 |
ISBN |
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価格 | 2970円 |
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