沖縄のコザを舞台に、沖縄戦直後から日本返還までの 米軍と対峙する沖縄の人たちの物語です。
米軍から物資を盗んで、地元の人に配る英雄 戦果アギヤーの失踪からストーリー(ミステリー)は始まります。
基地問題など、沖縄のことは知ったつもりでいましたが、小説で読むと、見えていなかった真実が見えたような気がします。
癒されることのない深い傷を負ってでも、なんくるないさと立ち上がろうとするウチナンチュたちに、心を揺さぶられました。
特定のお城(グスク)は出てきませんが、琉球神道における祭祀などを行う施設の御嶽(ウタキ)が登場します。
沖縄でお城巡りの際には、このウタキを実感しながら行きたいと思います。
第160回直木賞受賞作品
タイトル | 宝島 |
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著者 | 真藤 順丈 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2018-06-21 |
ISBN |
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価格 | 1919円 |
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