攻城団の読者投稿欄での、お勧めの戦国時代、江戸時代の小説、漫画を教えてくださいで多くの方が勧めてくださったことがきっかけで読みはじめた、漫画センゴク、その最終編、権兵衛編の最終巻27巻まで、ついに完走しました。当初は、ゆっくり読もうなどと思っておりましたが、結局シリーズトータル全72巻、面白く完全にハマってしまい一気読みしてしまいました。
最後は、文禄・慶長の役を経て、ほぼほぼ秀吉の死で完結と相成りました。世は戦国時代、ずっと主人公、仙石秀久も秀吉も合戦に明け暮れた人生だったことがよく分かります。そして、この漫画は、ただ合戦を描くだけではなく、この間に敗者となっていった武将たちへの愛と尊厳、思いやりが十二分に感じられる話だったと思います。一方の勝者に位置付けられるはずの天下を統一した秀吉も、不安ばかりを残し亡くなっていくことになります。人の幸せとは、いったい何をもって幸せとなるのか、なかなか考えさせられるところです。自分の幸せは、合戦の舞台となった城を訪ねられれば、すぐに得られるので、ありがたい限りです。チッちぇな俺。
さて、こんなにも面白い素敵な漫画を紹介してくださった方々に、改めてお礼を申し上げます。たいへん素晴らしい幸せな時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
タイトル | センゴク権兵衛 25 (ヤングマガジンコミックス) |
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著者 | 宮下英樹 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2021-11-05 |
ISBN |
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価格 | 803円 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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