北条五代という題名に惹かれて手に取りました。この本を読んで北条氏の唱える「祿壽應穩(ろくじゅおうおん)」の意味が少しでもわかった気がします。家督争いや裏切り行為もほとんどなく領民に慕われる理想の国づくりを目指した北条五代の興亡を2人の作家が書き継いた素晴らしい歴史巨編です。
小田原北条五代を描いた長編小説です。
上巻では早雲、氏綱、下巻では氏康、氏政、氏直が主要人物になります。約100年にわたる北条家の歴史とともに、「祿壽應穩」を掲げた北条家の信念を感じることができました。
本作は志半ばで逝去された火坂雅志氏の未完の作品を、伊東潤氏が引継ぎプレッシャーを乗越え完結させました。両作家による作風の違いにも注目です。
| タイトル | 北条五代 (上) |
|---|---|
| 著者 | 火坂雅志 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2020-12-07 |
| ISBN |
|
| 価格 | 2090円 |
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