「鬼平犯科帳」がすごい好きなので手に取った本。同作が好きな方なら興味深く読めると思います。火付盗賊改方ができた経緯(北条家の敗残兵が…)から幕末に廃止されるまでを、記録をもとに多くの「火附盗賊改」の業績や人となりを詳らかにしています。エピソードを読むことで人となりも浮かび上がるのが面白いですね。江戸幕府の治安維持の苦心もわかるし、結構物騒な世相だったこともわかります。鬼平犯科帳はかなり綿密に調べて欠かれているんだなぁと改めて思いました。
タイトル | 「火附盗賊改」の正体 ――幕府と盗賊の三百年戦争 (集英社新書) |
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著者 | 丹野 顯 |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2016-09-16 |
ISBN |
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価格 | 836円 |
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