黒まめさんのレビューに惹かれて購入。ボヤッとしか知らなかった応仁の乱以降の室町時代のことがよく理解できた気がする。こういうの知ると京の街中歩きが、今までと違う楽しみかたが出来そう。政治経済、軍事、人物とギュッと凝縮されてるので、まさに入門書として良さそう。このあと関心あるトピックについて書かれた本を読むと良さそうです。
応仁の乱以前の戦国の幕開けから桶狭間の戦いのあたりまでの日本の様子を写真や図とともに解説する書。戦乱の世で疲弊する皇室や公家の様子、庶民の暮らしへどのような影響があったのかなどが書かれていて、興味深い。皇室に手厚く庇護されなくなった伊勢神宮が、参拝も許していなかった庶民に目をつけ、神前に供物を捧げることや神棚に祀ることをこの頃から許可したというのは、歴史の必然の一例として現代にまで残っているのが納得です。別の視点からの戦国を知りたい人にもオススメします。
タイトル | 戦国入門: 戦いとくらしの基礎知識 (大人の教養図鑑) |
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著者 | 二木謙一 |
出版社 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019-09-13 |
ISBN |
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価格 | 1870円 |
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