最悪の将軍 (集英社文庫) 文庫

伝もものふ山田(ヤマー)
伝もものふ山田(ヤマー)さん

江戸幕府の第五代将軍「徳川綱吉」を題材にした小説です。
将軍になった経緯、綱吉の治世に対する考え方などが描かれます。綱吉の時代には、勅額火事、富士山噴火、赤穂事件などの災害・事件が多く発生しました。天変地異は将軍の行いが悪いからと信じられていた事もあり、綱吉は最悪の時代の将軍として苦悩を重ねていきます。
読後には、犬公方だけでない綱吉を知り印象が少し変わりました。

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書籍の情報

タイトル 最悪の将軍 (集英社文庫)
著者 朝井 まかて
出版社 集英社
発売日 2019-10-18
ISBN
  • ISBN-10 4087440346
  • ISBN-13 9784087440348
価格 770円

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今日のレビュー

涅槃 上

戦国の梟雄と謳われた宇喜多直家の生涯を描いた歴史小説です。

官能小説かと思わせるくらいの性的な描写があるにも関わらず、全体的に低俗な印象は無く、人間味溢れる物語でした。

備前、備中のお城がよく登場し、下巻では三国一の美女おふくさんもしっかり登場します。

現在のJR岡山駅界隈の発展の礎を築いた人物であると改めて認識しました。

デュラけんさん)

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