左側の坂の上り切ったところに案内版があり、大手門はそのあたりにあったようです

「園部藩の歴史と文化」によると園部陣屋が城になった時期の堀が園部公園には残っているようです。多分、ここが堀跡かと思います。また、園部交流会館前のプールがある場所も堀跡のようです

この背後に内藤五郎の郭が広がっています。上の平削地からかなり急な下りでした。ここにある姫の洞窟は水が溜まっており、井戸跡という方が適切な感じでした

小姓郭から北の丸方向に進むと姫の洞窟いわれている洞窟を複数見ることができます。これは一つ目です

二の丸の虎口は堀切に面しており、右側に馬屋跡から見える小姓郭があります。この堀切を直進し、左手に二の丸の腰曲輪を進むと八木玄蕃の郭になります

本丸には土塁やこの金の間、桝形虎口などを見ることができます。この時は桜も見ることができました。金の間は穴倉を備えた櫓のようで左に向かってへこみがあります。また、金の間の案内板の背後には桝形虎口があります。

9合目と馬場跡の虎口の中間、どちらかといえば馬場跡に近いところにあるように思います。左手の山側木が間引かれていて明るくなっているところが目安です

対面郭内から堀切側を見ています。堀切は両側、土塁がついています。ここから見ると対面郭への城道の方が対面郭より少し高くなっていますが、対面郭の奥は高くなっているため防御には問題ないと思います

夜の帳が下りてくるとピンク色から紫に色が変わり始めました

桜祭りのためピンクにライトアップされていました。この日はまだ桜は一部しか咲いていませんでした。

登城口から上がってきて西郭群のあたりに来ると石積が見られます。遺構かどうかは定かではありませんが、主郭や桝形虎口が石で防御されていることを考えると遺構かもしれません

写真正面奥の土塁のめぐっている場所が二の郭。坂虎口状に左手に降りたところに三の郭が広がっています。この辺は傾斜が少ないのでわかりにくいですが右手前に向かって二の郭と主郭の堀切になります

三の郭は二の郭の一段下で、一番初めに出会う桝形虎口から続いていて、広大な郭となっています

二の郭と主郭の間には堀切があます。写真奥が二の郭になります。手前は主郭の土塁です

帯曲輪の一番奥に桝形虎口があり、石積での補強が見られます。また、正面の土塁は主郭部のものですが石積が残っていました

帯曲輪には主郭側の土塁に石積を見ることができます。この先に主郭部への虎口があります

四の郭は米沢路支道を守るため横に長い構造で、石積で補強された土塁がありました