天守台の高さは約7~8mほどあり、打ち込み接ぎの乱積み、隅部は綺麗な算木積みとなっています。

與杼神社の社殿左側に、当社の旧地から発見された基礎石が配置されています。

江戸時代はじめの豪商「淀屋」が與杼神社に奉納したもので、淀屋は米相場の基準となる米市を設立して莫大な財を成し、淀屋橋を築いたことでも有名だそうです。

淀城跡公園に鎮座している神社で、厄除開運・家内安全・交通安全など様々なご利益があるそうです。

本丸外周部の石垣の上にあるので、高さはそれほどでもないですが、近くで見ると石の大きさが実感できます。

日清・日露戦争の淀町出身戦没者を慰霊して昭和54年(1979)に遺族会が建立したものだそうです。

慶応4年(1868)3月の明治天皇大阪行幸の際に淀城にて一泊された事実があり、昭和3年(1928)の昭和天皇御即位の大礼に際して建立されたそうです。

本丸北西隅には櫓台の石垣があり、櫓台や本丸外周部の上に乗ることができます。

淀城の堀で確認された新たな品種の蓮で、京都花蓮研究会により「淀姫」と命名されたそうです。

蹴上ルート(南禅寺)から登った場合は、ここを登って西に進むと主郭ヘ行けます。

主郭より東へ少し行った先にあり、両側が土塁で固められています。

大文字山の山頂より京都市内を望む。

標高465mの大文字山の山頂で、大文字山の標柱が立っています。ここからも大文字火床同様に眺望が開けています。

大文字火床より京都市内を望む。

大文字火床の弘法大師堂の前にあるひときわ大きな火床で、ここが送り火の最初の点火場所になっているそうです。

大文字山に登る坂道の途中にあります。これは太平洋戦争中に陸軍がタコツボ堀りの作業中に地中から発掘した人骨を埋葬し、地元の人たちが供養にために碑を建てたものだそうです。

いくつかあるルートの中で最も利用者の多い銀閣寺ルートの登城口。登山初心者や子供でも登れるように整備されています。

銀閣寺裏の登城口から攻城しました。大文字山の山頂まで整備されて歩きやすくなっていますが、登りだけで約1時間ほどかかるので、時間に余裕を見で行かれたほうが良いと思います。大文字山頂と大文字火床の眺望が素晴らしいです。

京阪パーキング淀駅前のコインパーキングから天守台の石垣と堀を綺麗に見ることが出来ます。淀城跡公園の西側の入り口の水堀には淀姫という品種の蓮が植えられており、見どころの１つとなっています。

公共交通機関だと大山崎駅、車だと大山崎駅周辺のコインパーキングに駐車するのがいいと思います。そこから登城口のある宝積寺に向かい、天王山ハイキングコースで主郭に行けます。登山道は整備されていますが、所々滑りやすい箇所があったので、トレッキングシューズ推奨です。