慶安3年(1650)に全焼するまでは、この場所に陣屋があり、全焼後の翌年に南側の丘陵上に移転、再建されたそうです。

南二郭の南端にあり、ここにはかつて櫓があったそうです。

南一郭より南へ一段下った場所にある全長約30mほどの曲輪。先端には櫓台の土塁があります。

南一郭より北に向かって撮影。北一郭側よりも高さがあります

主郭より南へ一段下った場所にあります。主郭より南側は曲輪が二段になっています。

全長約30mの大きな曲輪ですが、木々が伐採されている代わりに現在は笹藪となっています。

主郭より北に一段下った場所にある曲輪で、この先の小さな切岸の上が主郭となっています。

北三郭より南へ一段上った先にある曲輪で、この先に北一郭があります。

北三郭の東側は竪堀で防御が固められています。

北出郭南の大土塁よりさらに南へ行くとあります。ここから主郭まで曲輪が連結しています。

北出郭と北三郭の間に大土塁があり、その南側は堀切で断ち切られています。

大土塁北側の片堀切より大土塁側に向かって撮影。写真では分かりにくいですが、かなりの高さがあります。

北出郭と北三郭の間に大土塁があり、その北側は片堀切となっています。右側が大土塁側で、母坪城の見どころの1つとなっています。

北出郭の南東部にある土塁で、土橋のようになっていて、右へ折れています。

北先端郭より南に行くとあります。全長25mほどの曲輪で、南東側に土塁があります。

登城口より直登すると最初に現れる曲輪で、母坪城最北端の曲輪となっています。

国道の案内標識から国道を挟んで向かい側にある登城口で、未整備のため、ここの雑木林より直登する形になります。

国道175号線沿いにある案内標識で、道路を左折するのではなく、左側にある薮から登城する形になっています。

車で行かれる場合は、周囲に駐車場がありませんので、綾部駅のコインパーキングに駐車して、そこから徒歩で１５分ほどでたどり着けると思います。また大手門跡からさらに西に九鬼家の菩提寺であった隆興寺があります。

未整備の城で、登城口と言われている位置情報付近から北出郭に向かって直登しました。駐車場は位置情報の公園に駐車できます。春や夏場は主郭や道中が雑木林になりますので、出来れば冬場に行かれたほうが良いと思います。