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幸丸さん
凸凹地図で読み解く 日本の城 ~この地にこの城を建てた理由(ルビ:わけ) (ビジュアルはてなマップ)

ブラタモリ好きにはたまらない一冊である。見やすい陰影段彩地図で地形、高低差が一目瞭然である。特に見て楽しいのは平山城。
 平山城の定義通りではあるが、緑色の平地に浮かぶ茶色の高地が、すべて城域なのか、城の外にもつながっているのかがよくわかる。
 それぞれに「地図職人の眼」という400字程の文章で、そこが台地、段丘、あるいは地山か、また、その岩質や地形の成立過程まで解説されている。中でも小諸城の解説では長年の疑問が氷解した。


しのはさん
首都圏発 戦国の城の歩きかた

滝の城を攻城する前にチェック。実際にその城に行って書籍の解説や縄張図と見比べてみると理解はさらに深まりました。
土の城を手習いするには一番わかりやすいと思います。


しのはさん
家康はなぜ江戸を選んだか (江戸東京ライブラリー)

気になっていたので購入して読みました。
非常に平易でわかりやすい文章したのであっという間に読み終えましたね。
なぜ江戸を選んだのか?という点について、なるほどと思いましたが、ではなぜそれまでの統治者は鎌倉や小田原を選んだのか?と思っていたら、次の章で見事に説明されていました。うーん、やられました。その章で紹介されていた関東を利根川を境に東西に分けて大豪族層と中小国人層という分類、見方があるというのをはじめて知りました。非常に良い本だと思います!


デュラけんさん
村上海賊の娘(一) (新潮文庫)

しまなみ海道を自転車で渡った時に見つけた書籍です。
読んでいくうちにハマってしまいました。
関連事項をスマホで検索していくうちに、攻城団のサイトに出会いました。

日本の歴史、自身の先祖の歴史など、ずっと身近にあって、今迄まったく気付かなかったものを、見つけさせてくれるきっかけになった貴重な書籍です。


こうのさん
「二条城展」公式図録

6年前に開催された「二条城展」の図録。当時はそこまで興味や関心がなかったので開催されてることすら知らなかったけど、じつに悔やまれる。せめて図録だけでもと古本で入手したけど予想通り素晴らしかった。
なかでも大きく拡大された屏風の写真と、巻末の詳細な年表はありがたい。


リッツさん
日本から城が消える (歴史新書)

築城時の話ではなく、明治時代以降の近代から現代において、廃城処分や戦災で失われた城郭がどのように再建されたのか、またそうして再建された建物における今後の問題点などについて書かれています。
巻末には全国の城郭の建築物などが現存、復元、復興などにわけて表になっており、参考になります。


こうのさん
マンガでわかる丸岡城

本多家ではなく有馬家、しかも知名度の高くない有馬誉純を主人公にしたマンガ。どのお城にもドラマがあることを実感させられる。


こうのさん
講座 明石城史

「マンガでわかる明石城」をつくる上で非常に役立った1冊。これだけ詳細にまとめられた情報からいかにエッセンスを抽出するかについて、大久保先生が苦心してくれました。
高いのでみんなが買わなくてもいいと思うけど、いつかライブラリーで手にとって見てもらいたい1冊です。


こめつぶさん
歴史作家の城めぐり―― 戦国の覇権を競った武将たちの夢のあと

歴史作家伊東潤氏が多くの作品で舞台としてきた関東甲信駿の35城を紹介するガイドブック。各城にまつわる物語や縄張りの解説が10ページにまとめられている。現地に持参しやすいようにとハンディサイズにしてあるが、せっかくの復元イラストが小さい上にモノクロで、縄張図もないのが難点。さらに電子版より11城も割愛されているので注意が必要。選ばれている城の基準は①東京・神奈川から行きやすい②歴史的な記録に良く出てくる③遺構の残存状況が良い④城をめぐる攻防戦・籠城戦があった⑤公園化されていてまわりやすい⑥著者の『城を攻める 城を守る』で取り上げていないこと


かぷっちょさん
忍びの国 (新潮文庫)

作者:和田 竜 2012年 ★★★★
天正伊賀の乱を舞台に、忍びの葛藤を臨場感たっぷりに作り上げた傑作。織田方の主役が信雄というのもなかなか。
登場人物は少ないが、ストーリー展開と戦闘シーンの迫力で一気に読ませます。
【主な登場城等】
伊賀上野城(平楽寺)、大河内城、木造城、田丸城、丸山城、七日市城、三瀬御所、多気
【主な登場人物】
織田方:織田信雄、織田信長、長野左京亮、日置大膳、柘植三郎左衛門
伊賀衆:下山平兵衛/治郎兵衛/甲斐、無門、お国、木猿、小猿、百地三太夫、音羽半六、石川文吾(五右衛門)

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今日のレビュー

天下 家康伝 上 (文春文庫)

徳川家康の生涯を描いた小説です。
大阪の陣が終わり江戸から駿府に向かう途中、泉頭の地で過去を回想する場面から始まります。一向一揆との戦い、三方ヶ原での敗北、嫡男信康の自刃、伊賀越えの窮地、小牧・長久手での辛酸、多くの出来事が家康の心情とともに描かれます。「家康の考える天下とは何か」が物語の主軸となっており、家康の生き様を感じることができました。
本作品は大河ドラマ「天地人」の原作者でもある火坂雅志氏の遺作になります。

伝もものふ山田(ヤマー)さん)

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