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近畿、特に大阪府に住んでいる人にオススメです。たくさんの大阪の城が、ほとんど縄張り図付きで紹介されています。家で読んでも楽しい上に、城に持って行くともっと楽しいです。
16のコースが紹介されています。各コースごとに現在の東京と江戸時代の切絵図が、薄い紙で重ね地図になっているのがとても便利。カラフルで見やすく「知る」ことを楽しめる本でした。東京にいたときにもっと歩き回っていればよかったなぁ。
13のコースに分けて、江戸城下にあった大名屋敷をエピソードを交えつつ、(各章冒頭に掲載された地図と合わせて「右にいく」とか「左に折れる」とか紹介されています。毎月1つコースずつ歩いたら1年間楽しめそう。
大岡越前や遠山の金さんといったテレビでおなじみの「奉行」だけじゃなく、板倉勝重や曲淵景漸、池田長恵など一般的にはよく知られていない名奉行のエピソードも多数紹介されています(ぜんぶで43人)。
自分が知らないだけで、歴史上にはこんなにもたくさんの魅力的な人物がいたのかと驚きますね。
江戸時代の生活や旅行など日常を、当時書かれた絵図を随所随所に入れながら、解説してくれます。江戸風俗本や、暮らし本が好きなのですが、絵図も一緒にあると想像が補えていいですね。絵図をきちんと見たいなら、電子書籍じゃない方が見やすいかも。
沖縄の首里城から北海道の五稜郭まで16のお城の歴史を鳥瞰復元図(香川元太郎氏)で紹介する図鑑。小学生の調べ学習向けに城の変遷や天守の構造、城のつくりかた等を丁寧に解説している。行ったことがある城、まだ行ったことがない城、それぞれ鳥瞰図を眺めて楽しんだ。
豊臣秀吉と「おさなともだち」だったという縁から、加賀百万石の祖であり豊臣五大老となった前田利家と、五大老を継いだ前田利長についての伝説・伝承を、一次資料を洗い直して、「真実はこうだったんじゃないか」が書かれています。「羽柴筑前守」の名乗りや、利家遺言状は偽作、賤ヶ岳の戦いからの離脱、徳川家康の加賀討伐説についてなど、前田親子の実情に迫ろうとしていて、じつに興味深い話が盛りだくさんです。
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江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。
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