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こめつぶさん
小諸城七つのナゾ

小諸城の遺構や歴史を紹介する小冊子。小諸城に天守閣はあったか、小諸城が史跡にならないのはなぜか、小諸城に抜け穴はあったか、など七つナゾを解きつつ小諸城の魅力を紹介する。90ページだが建物・曲輪の解説や小諸藩の歴史もあり充実した内容。特に小諸藩史は1万5千石の小藩にも数々のドラマがあったことが分かり興味深い。1991年発行。


城と毛利元就が好きな人さん
大阪府中世城館事典 (図説 日本の城郭シリーズ2)

近畿、特に大阪府に住んでいる人にオススメです。たくさんの大阪の城が、ほとんど縄張り図付きで紹介されています。家で読んでも楽しい上に、城に持って行くともっと楽しいです。


コースケさん
カラー版 重ね地図で読み解く大名屋敷の謎 (宝島社新書)

16のコースが紹介されています。各コースごとに現在の東京と江戸時代の切絵図が、薄い紙で重ね地図になっているのがとても便利。カラフルで見やすく「知る」ことを楽しめる本でした。東京にいたときにもっと歩き回っていればよかったなぁ。


コースケさん
江戸の大名屋敷を歩く<ヴィジュアル版>(祥伝社新書240)

13のコースに分けて、江戸城下にあった大名屋敷をエピソードを交えつつ、(各章冒頭に掲載された地図と合わせて「右にいく」とか「左に折れる」とか紹介されています。毎月1つコースずつ歩いたら1年間楽しめそう。


こうのさん
江戸の名奉行 43人の実録列伝 (文春文庫)

大岡越前や遠山の金さんといったテレビでおなじみの「奉行」だけじゃなく、板倉勝重や曲淵景漸、池田長恵など一般的にはよく知られていない名奉行のエピソードも多数紹介されています(ぜんぶで43人)。
自分が知らないだけで、歴史上にはこんなにもたくさんの魅力的な人物がいたのかと驚きますね。


コースケさん
見てきたように絵で巡る ブラッとお江戸探訪帳 (講談社文庫)

江戸時代の生活や旅行など日常を、当時書かれた絵図を随所随所に入れながら、解説してくれます。江戸風俗本や、暮らし本が好きなのですが、絵図も一緒にあると想像が補えていいですね。絵図をきちんと見たいなら、電子書籍じゃない方が見やすいかも。


こうのさん
日本坊主列伝 (徳間文庫)

太原雪斎や安国寺恵瓊、南光坊天海など日本史に深くかかわった僧侶を紹介するエピソード集。
要点が整理されていて読みやすいです。


こめつぶさん
日本の城 君も「城」博士になれる!

沖縄の首里城から北海道の五稜郭まで16のお城の歴史を鳥瞰復元図(香川元太郎氏)で紹介する図鑑。小学生の調べ学習向けに城の変遷や天守の構造、城のつくりかた等を丁寧に解説している。行ったことがある城、まだ行ったことがない城、それぞれ鳥瞰図を眺めて楽しんだ。


茶々さん
さかほぎヒストリア

猿啄城(美濃)のある岐阜県加茂郡坂祝町の古代から近代までの歴史を紹介する漫画です。
先にレビューさせていただいた夕雲の城のスピンアウト作品であり、もちろん戦国時代の猿啄城の描写もあります。坂祝中央公民館などで入手できますので、ご興味ある方は是非攻城ついでに現地に足を運んでください(土日も営業しています!)


コースケさん
前田利家・利長: 創られた「加賀百万石」伝説 (中世から近世へ)

豊臣秀吉と「おさなともだち」だったという縁から、加賀百万石の祖であり豊臣五大老となった前田利家と、五大老を継いだ前田利長についての伝説・伝承を、一次資料を洗い直して、「真実はこうだったんじゃないか」が書かれています。「羽柴筑前守」の名乗りや、利家遺言状は偽作、賤ヶ岳の戦いからの離脱、徳川家康の加賀討伐説についてなど、前田親子の実情に迫ろうとしていて、じつに興味深い話が盛りだくさんです。

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今日のレビュー

大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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