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目からウロコの旅の友です。お城を巡り始めてから半年を越えたのにいまだ基礎知識がなかった2017年夏、コンビニでふと手に取ったら一から十まですべてが目からウロコでした。ただ残念なことに4回読んだところで列車の座席に置き忘れてそれっきりです。
今でも覚えているのは「防御の要として切岸が見直されている」ということと、筆者が熱く豊前長野城を推していたことくらいですが、知らず知らずのうちに本の内容が血肉となっていたような感じがしています。
初心者時代の旅の友です。よほど有名なお城以外、どこになんのお城があるかさえさっぱりだった時に、歴史背景も含めて地図で示してくれるこの本は羅針盤そのものでした。ただ持ち歩くにはちょっと重いので、目次や何度も読んだ文章の頁は都度カッターで切り離して軽量化してました。一年でボロボロになりましたがお世話になりました。
長崎城めぐりの前に面白い小説はないか検索してヒットした書籍です。
歴史に疎い自分でも当時の様子がよく理解できました。
島原城、原城を攻城するにあたり、何故一揆を起こさなくてはならなかったか…
当時の切支丹、若き天草四郎、小西行長の元家臣達の働き、キリスト教の教えを方言を交えながら詳しく書かれております。
攻城された、今から行かれる方々にオススメできる作品です。
攻城後、琉球王朝の巨視的な歴史が知りたかったので購入。グスクの発掘を通じて異文化王朝の成り立ちや思想が解ります。多少教科書的な専門書ですがそれほど難しくはないです。各グスクの比較や分布など、少しは理解できたような気がします。
グスクのレビューがないので投稿します。先日の琉球ツアーでの雄大な石垣のインパクトが冷めやらず、攻城後に購入。復習の意味で読みましたが、ガイドはやはり現地で読むべきもの。登録グスクほとんどが網羅されていて簡潔に説明され利用価値充分です。コンパクトで携帯にも便利。これから攻城お考えの方にぜひお勧めします。
現代語訳なので読みやすいです。購入してから暫く寝かせていたのですが、読み始めてから、あっという間に読み終えてしまいました。
漢字は違えど今でも使われている地名がたくさん出てくるので、特に愛知県にお住まいの方は信長が本当に存在していたんだなぁと実感できる内容だと思います。
「NIKKEIプラス1」に掲載されている専門家が選んだランキングをまとめた一冊。本書に収録されている「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」にはぼくも回答させてもらいました。
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江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。
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