近々に木々が伐採された痕跡があるので見る事が出来ました。

真ん中を階段と手摺が突っ切っていますが、急階段なので安全のためには仕方がないと思っています。

搦手道を上がって行くと最低限の落下防止のチェーンがある位で、中世山城が手付かずの状態で残っているようで戦国時代にタイムスリップしたような気分を味わえました。

駐車場から歩くと幾つかの木戸があって、敵を防いだり関門のような役割を果たしていたのかと思われます。

追手道から城に向かって左側にある三之土塁と四之土塁で攻め手からすると完全な障害物競走になりそうです。

追手道の左右にそれぞれ四重の土塁があって写真は城に向かって左側の一・二之土塁です。

空堀の後ろは一之郭の切岸ですが垂直に切り立っていて、しかも大きく凹んでいてそっちの方が気になりました。

今は木がかなり邪魔をしていますが追手道から敵が侵入すると武者溜から攻撃できます。

駐車場から搦手道を歩いて鳥居の手前を右に降りて行くと見えてきます。

一之郭の一番東側にあります。

現地の案内板には天守郭と書いてあるのでそう記述します。木が茂っているので分かりにくいですが、土を盛って造っています。

かなりの広さがあり天守郭や東物見台があります。

土塁か石塁か迷いましたが、大きな石がかなり混ざっていたのでタイトルには石塁と書いておきます。

こちらの石垣は綺麗に残っています。

かなり崩れていますが残っています。

左側の大手門から入り枡形虎口の石垣が崩れていますが、主郭から見ると型がよく分かります。

主郭西側にあり廃城感が満載です

主郭の南端にあって海沿いなので見晴らしがとても良いです。