稲荷神社と児童公園です。
遺構のような、そうでないような微妙な地形です。

分かりにくい道らしきものをたどると山頂方向に石垣が見えます。
城趾から北に200m離れた北峰にも遺構があるそうですが、必殺のブッシュで行くのは諦めました。

リフトはお客さんが来たら動かす方式です。リフト乗り場の脇からの登山路で山頂まで40分で着きました。
しっかり整備されていて、歩き易い。
リフトは一回も動かず、誰にも会いませんでした。

18時過ぎから登り出しましたが、登山路が良くまったく問題なかったです。
城域は感動的。陣城というのにがっちり造られていて、相当な土木量です。
関西でこんなに立派な土の城が見られるとは。

恩智駅から東高野街道を渡って坂道を上がって行くと、道路が恩智神社の鳥居をくぐります。 さらに50mほど上がると、右側に「恩智城趾公園→」の道しるべがあります。

妄想力を駆使して見ると、朝倉氏の一乗谷のミニ版が見えてきます。
ただ、詰め城が平城というのは、この時代心もとないですね。

ほとんど何もなかったところから、復元作業が始まった感じ。
朝鮮式山城だったのでしょう。

栗林公園の近くに泊まったので、夕方に攻城。夕日を浴びて、潮風に吹かれてると、幸せを感じます。

71番札所弥谷寺を目指して石段を登って行くと、本堂手前に天霧城への分岐があります。

攻城団のお知らせにあるとおり、天守を含めて全て施設がコロナ臨時休業です。（3/22現在）
それでも堀端から見上げる高石垣の威圧感、登って行く時の比高感、石垣の美しさ、これだけで十分満足できます。

縄張りがほとんど完全な状態で残っていて素晴らしいです。
コロナに負けず、天守も絶賛営業中。（3/19現在）

夕方に攻城しましたが、夕日に映える城郭が美しい。 営業時間を過ぎていましたが、天守内以外どこでも行けるので、良かった。

小ぶりですがいい天守です。
５角形に道路が取り巻いていますが、これが堀跡でしょう。うち３辺を国道が取り巻いています。
コロナに負けず、天守も資料館も堂々営業中です。（3/17現在）