ハチロク

ハチロク()さん 武将   フォロー

直木賞作家、今村翔吾の塞王の楯を読んだ。
石垣の穴太衆と鉄砲の国友衆の物語である。
石垣について結構詳しく書いてあり興味深かかった。物語は関ヶ原前日の大津城の攻防で東軍側の国友衆の大筒対西軍側の穴太衆の石垣の対決になる。石垣と言えば石を組み上げその上に櫓や門を置き防御のイメージがあるが物語では戦の最中に石を組み上げたり壊したりして大筒に対抗する。実話か創作かわからないが石垣のイメージが変わった。石垣に興味がある方は読んでみることをオススメします。

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今日のレビュー

涅槃 上

戦国の梟雄と謳われた宇喜多直家の生涯を描いた歴史小説です。

官能小説かと思わせるくらいの性的な描写があるにも関わらず、全体的に低俗な印象は無く、人間味溢れる物語でした。

備前、備中のお城がよく登場し、下巻では三国一の美女おふくさんもしっかり登場します。

現在のJR岡山駅界隈の発展の礎を築いた人物であると改めて認識しました。

デュラけんさん)

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