先日登城した玄蕃尾城跡(福井県)はオススメです。郭の周囲はこんもりした土塁で囲まれた上にその外側には空堀が存在することがたいへん判りやすいです。
戦国の山城ならまだ訪れていない山中城が良いですね。関東以北には土の城が多いから他にもきっとオススメがあるのでしょうね。土の城ではありませんが、戦略的に規模の大きい土塁・空堀であれば、名古屋城三の丸外側の外堀跡は是非一度は散策して欲しい遺構です。
私は、駿府城を選びます。駿府城は、豊臣系と徳川系の二つの天守が建てられていた事が知られています。昨年駿府城を訪れた時、天守台跡を見学しました。徳川の城には見られない金箔瓦の破片が見つかり展示されていました。天守台の発掘・復元現場も見させていただきましたが、規模がすごいですね。富士山をバックに天守の姿を想像するのは楽しいですね。
島津義弘公はどうでしょうか?人物・人望・数々のエピソードにおいても憧れの武将の一人です。原作では、歴史小説『島津奔る』(池宮彰一郎著)が良いのですが、残念な事に司馬遼太郎の「関ヶ原」と類似していたとの盗作疑惑から絶版となっています。でも痛快時代劇になるのは間違いないと思います。誰か良い脚本家の方にオリジナルストーリーで生い立ちから亡くなるまでを描く方はみえないものでしょうか?
断然、西軍です。東軍の名だたる武将たちと一戦を交えるのは凄くワクワクします。結果的に裏切り渦巻く西軍になってしまいましたが、そもそも前半のうちにもっと優位に立っていたら小早川軍も模様見して山を下ってくる事もなかったかも知れません。最終的には敗れることになるかも知れませんがそれでも西軍ですね。
そもそも豊臣家の大名(武将)である以上、秀頼公に刃を向ける理由はありません。秀頼公のお墨付きをもらわなくても五大老の毛利輝元が秀頼公のもとにいる以上、事実上の豊臣軍でしょう。
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豊臣秀吉と柴田勝家の雌雄を決した賤ヶ岳の戦い。この戦いで活躍した、賤ヶ岳七本槍のメンバーのその後の人生と、八本目の槍、石田三成との人間模様を描いた物語です。
福島正則、脇坂安治、片桐且元、平野長泰、加藤清正、糟屋武則、加藤嘉明、7人のひとりひりの小姓時代の呼び名で物語が構成されてます。
それぞれが違う生い立ちの中、豊臣秀吉の小姓として見出され、天下分けめの関ヶ原の戦いで、東軍についたもの、負けるとわかっていても西軍についたもの、その後の世の中の流れを見据えた石田三成が、それぞれ7人に思いを寄せ、奔走した様が描かれており、石田三成の戦旗に記された意味が読み取れます。
本の帯にある通り、この小説を読み終えた時、その男石田三成を、大好きになりました。
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