一般的には忍者の里とされる甲賀と伊賀が案外近いことに気がついた。松尾芭蕉は伊賀出身とされているけれど、出生地は甲賀とも言われている。城造りで敏腕の藤堂高虎（筒井定次→高虎）のお城なのでなるほど納得のお城。桜もまだ残っている時期だったので、とにかく美しかった。

中山道の守山宿近辺にある、守山城、浮気城、立入城を訪城。守山城は現在大光寺。宇野一元築城と言われているが、宇野宗佑元総理のお墓があった。浮気城は、今は住吉神社。土塁が残っている。立入城は、住吉神社より東、新川神社辺り。ここはちょっとはっきりした遺構は見つけにくかった。

小関越え（山科から三井寺）の後、近江神宮方面に降りる途中で偶然見つけて登城した。森可成のお城ということで、このあと、森家関連のお城などを訪ねる機会があった。比叡山坂本にある聖衆来迎寺の墓所にもお参りした。

膳所城公園ほか移築された城門、若宮八幡（犬走門）、篠津神社（北大手門）、膳所神社（本丸大手門ほか）、和田神社（藩校遵義堂の門）などを巡った。

油日駅から和田本城に登城したあと、支城Ⅰ、Ⅱ、Ⅲをみて歩きました。いずれも整備されていて行きやすい道でしたが、民家の裏山という感じだったので、住民の方に迷惑にならないか、というのが気になったところです。

現在は公園になっているので、行きやすいと言えば行きやすい。案内板なども整備されているけれど、造成されている分、遺構が元のままなのかどうかが分かりにくい。抜け穴や抜け穴に通じる井戸などがあり、蒲生家の諸事情を考えながら色々と想像するのには面白いかもしれない。

日野の蒲生氏の城。日野の里を訪れると、蒲生氏への愛を感じる。大河ドラマの主人公に！という嘆願があちらこちらに感じられた。ひな祭りの時期に訪れた。この時期に行くとお城へ行く道々、お雛様たちが迎えてくれる。