小京都と呼ばれる麓の城下町には、武家屋敷や藩主隠居所がありました。

城の遺構は少ないですが、城下町は北前船寄港地として日本遺産に登録された敦賀港で、町家造りの町並みなどが見られます。
また、ヘリテージング百選にも選ばれた赤煉瓦倉庫などもあり、近世・近代の遺構が見られます。
さらに、三大松原の一つ気比の松原も近くにあります。

若狭武田氏館跡は、今後、史跡公園として整備されるようで、イメージ図の看板が建っていました。

酒井家の城下町は「若狭の小京都」と呼ばれ、重伝建にも指定されています。
また、小浜港は北前船の寄港地として日本遺産にも選定されています。

ここから電車で１駅行くと、日本三景の一つ天橋立があります。

当日はあいにくの雨でしたが、御殿風の意匠をした博物館のロビーから眺める表御殿庭園も風流でした。

城の遺構は少ないですが、登城ルートは歴史の小径として整備されていました。新日本歩く道紀行百選にもなっていて城下町は見応えあります。
また、藩主ゆかりのつつじが岡公園は日本の歴史公園百選にも選ばれていて、ちょうど花菖蒲が見頃でした。