時間があればぜひ禅林街(長勝寺構)まで足を伸ばしてください。交差点「禅林街入口」を曲がった先に見事な喰違虎口と土塁を見ることができます。

中世城廓にしてはびっくりするほど平城です。曲輪がやたら広くて大きい城(館？)だったことが分かります。まともに一瞬したら1時間以上かかります。

国道7号を平川市方面から向かうと、右折(東側)の駐車場に案内させる標識がありますが、実際には西側にも駐車スペースあります(東側の駐車場に比べ狭いけど)。
国道を通る車両はかなり飛ばしていふので、車で訪問される際は、速度低下や急な車線変更はしないよう注意してください。

神社境内(内部)からみると土塁跡なのかな？と疑わしいわずかな盛り上がりも、周りの道路からみると明らかに一段高くなっており、妄想を掻き立てます。

シンプルな連郭式のお城。意外と比高あります。登頂部からの眺めがいいです。

公園化されていて巡りやすいですが、そのぶん広いの細部まで巡るとけっこうかかるので気をつけて。
個人的にはなぜココを捨てて八王子城に本拠を移したか疑問に思うほど立地も遺構も素晴らしいお城です。広すぎて守りきれなかった？

県道166から西に細い路地を入ると堀切のような道。左手が主郭部で右手が廃ラブホの丘。右手のほうもむかしは川に面した郭だったのかな。

浄福寺から攻城→主郭→東尾根の郭群と山歩き。バイパスを眼下に東へ進み、最終的に恩方保育園あたりに出ました。ゴール(?)の恩方第一小学校には北条氏照と比左御前の工作が飾ってありました。