主郭は高土塁に囲まれ、さらに外側に空堀を配置して、鉄壁の防御でした。
甲賀郡中惣遺跡群は、方形居館の独立した防御性と、近接する居館からの援護が可能であるという特徴について、よく理解できました。

甲賀郡中惣遺跡群として、綺麗に整備されていました。入り口の縄張り図がとても参考になり、土塁と堀切をしっかり確認できました。

村雨城との間に二重堀切があり、独立した方形居館であることがよく分かりました。

重要文化財の新宮神社表門の北側に縄張り図があります。
方形居館の土塁を確認しましたが、藪が深くて一周できませんでした。

亀山市歴史博物館へ訪問しました。。平家の末裔である関一族の家系図、現地図と亀山城縄張りを重ね書きした配布資料、譜代大名が治めた歴代藩主の変遷など、200円でかなり充実した内容でした。

城域は非常にコンパクトですが、しっかり土塁が残り、西側虎口付近にわずかに石垣がみられました。近江富士の眺めが素晴らしいです。

城址入り口付近に墓所があり、駐車スペースがあります。甲賀郡中惣遺跡のように、東丸岡城と連携していました。虎口の形状が食い違いになっており、なかなか見応えのありました。

陣屋跡で遺構はないが、周辺には勘定部屋、渡辺家邸宅（武家屋敷）、土塀などが現存していて、見どころ十分でした。

城内には蒲生氏郷に関するエピソードが多く展示されていました。南丸から空堀をはさんだ南の出曲輪には抜け穴の遺構があり、今でも穴の様子がくっきりみてとれました。

おほり橋横の枝垂れ桜が綺麗に咲いていました。
蒲生氏郷の子の蒲生秀行が、日野商人のために町を整備した話など、城内展示室は勉強になりました。

主郭は土塁に囲まれており、堀切や竪堀でしっかり守られた居館趾の様相でした。お馬洗いの池は、現代でもたっぷり水を湛えていました。

自治会館に駐車しました。立派な案内板があり、付近の遺構の確認にすごく役立ちました。

主郭北側の空堀そばの砂利道に駐車スペースあります。綺麗に遺構が残っています。

案内板も表示部分がなくなっており、陣屋跡とわかるものがありませんでした。桜がとても綺麗でした。