こめつぶさんは37件のレビューを投稿しています。
検索ページ100名城と続100名城の中から厳選した34城を大きな縄張図をもとに紹介する一冊。まずその城の立地と歴史を概観した後、おすすめルートに沿って見どころを解説。11城については香川元太郎さんの復元イラスト付き。縄張図が大きくて見やすい。見どころを押さえるための予習用にしても良し、うっとりと眺めても良し。
イラストレーターの安西水丸氏が小さな城下町を訪ね、温かみのあるイラストとともに城や城下町のたたずまいを紹介したエッセイ。「城址の楽しみの一番は縄張り」という筆者が歴代藩主や歴史的事件、その城下町を舞台とする小説や城址以外の見どころ、町の名物まで紹介している。筆者が感じるままを押し付けがましくなく書いているのが良い。
東国の城の進化の様子を14の城の復元イラストと縄張り図で解説した一冊。城は戦いに備える軍事施設と考える西股氏が、地形や任務・歴史的背景・戦い方の変化等の様々な要因によってオーダーメイドの城が作られていった過程を語る。縄張図を読めなくても、香川さんの鳥瞰イラストで城の全体像が一目瞭然。どれも個性的な城ばかりだ。
小学2年生で城に魅せられて以来、城めぐりがライフワークという著者による「江戸城」の紹介。外郭まで含めた総面積約2,082haという日本最大の城を余すところなく解説。築城の歴史はもちろん、天守・御殿・石垣にそれぞれ1章を割き、実際に城を見るときのポイントを内郭と外郭に分けて詳しく紹介している。これから江戸城を見に行こうという人は、見るべきポイントを押さえることができるし、行ったことのある人はまた行きたくなるはず。
戦国の城=土の城を歩きたい人に首都圏(千葉・埼玉・東京・神奈川)に残る城跡を紹介する。実際に訪ねた時の城の見方、見落としてはいけないポイントを縄張図と写真で解説。巻頭の小机城をはじめ入門編から中級編まで、「歩きやすくわかりやすい」をコンセプトに21の城跡を紹介している。
天守や高石垣のない戦国の城=土の城の魅力を伝える、初心者が城歩きを楽しむための入門書。城の仕組み(防御施設)や縄張り図の読み方、実際に土の城に行った時の楽しみ方を伝授している。歩きやすくわかりやすいという観点から選んだ28の城を紹介している。
安土城以降の近世の城について、歴史・建築(作事)・土木(普請)・城下町という四つの視点から解き明かす。特に天守から番所・馬屋にいたるまでの城の建築について詳しい。豊富な写真と図説でとてもわかりやすく、天守の屋根の形、破風や瓦、窓の細かなデザインの違いなど、城を楽しむための目の付け所を教えてくれる。巻末に全国の106の名城の見どころの紹介がある。
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