のり

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兵庫県丹波市在住。
御城印がきっかけで攻城団に出会いました。城を巡っていくうちに御城印だけでなく、城の遺構や歴史に興味を持つようになり、後に訪問する団員さんたちに少しでも情報提供できるように、攻城記録やアップした写真に必ずコメントするように心がけています。

のりさんのレビュー(書籍)

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中世播磨250の山城 ―メジャー測量から見た歴史観―

中世城郭研究家・木内内則氏が播磨地方全域の山城300箇所以上に登り、メジャーで測量した結果をもとに、縄張り図や建物の復原図、播磨の山城の歴史が掲載されていて、播磨の山城を攻城する際にかなり役立つと思います。山城へ行く際の装備や持ち物、注意事項、山城の用語(石垣、石積、堀切、横堀、竪堀等)も解説されているため、山城初心者の方にもオススメです。

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もののふ戦記―小者・半助の戦い (時代小説文庫)

武田信玄が村上義清の戸石城を攻めて大敗した「戸石崩れ」の敗走の様を小者の視点から描く。半助は62歳、雨宮佐兵衛の小者である。小者は主人の世話をするために従軍し、戦場では戦いには加わらず主人の活躍と無事を願い、味方の救護に当たる。だが敗け戦となれば小者とて知恵、機転、勘、持てる物すべてを使って死地を脱出しなければならない。前半は戦の支度から戸石への行軍と攻城戦の様子を描き、後半戸石城から長窪城までの敗走が始まると目が離せない緊迫した場面が続く。戦の支度の様子から目を背けたくなるような凄惨な場面まで、描写がとても具体的でリアルな戦国の戦いが感じられる。

こめつぶさん)

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