走る歴女です。
ぐこさんは1件のレビューを投稿しています。
荒木村重の有岡城の戦いを舞台に、籠城戦の間に起こる不可解な事件を土牢中の黒田官兵衛に解き明かしてもらう、といったミステリー要素と歴史が合体した作品です。 籠城戦の緊迫感や生活も丁寧に描かれていて、史実も知っているからこそ焦燥感を感じながら読み進んでしまいます。 ラストは史実に着地するのですが、一年の土牢生活が今後活躍する異形の軍師官兵衛を作り、彼によって村重は後世にまで名を落とす行動に出るようはめられたのかな、と本当に思えるほどでした。 そして、城は武力でだけでなく将が人心掌握できなくなった時に落ちるものかもしれない、と思いました。
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見たところ、チープなつくりのように感じますが、中身は結構濃いです。 関西が世界に誇る姫路城を始めとする国宝3城、その他の名城、山城の見所、立ち寄り所も掲載されている城専門のガイドブックです。サイズ的に、持ち歩きにもぴったりです。山城では、本郭までの目安時間も書かれていて、計画に便利です。少し足を伸ばした遠征城攻め旅についても書かれています。 その他現代にも受け継がれている「穴太衆」のこと、国宝5城の城もなかなど、興味をそそられる記事もちりばめられています。中でも、最後の城取材後記がとても面白かったです。
( 黒まめさん)
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