明日から新連載がはじまります!
連載タイトルは「榎本秋の『城に歴史あり!』」です。
榎本秋さんはこれまでに歴史関連書籍を多数出版されており、また福原俊彦名義で時代小説も発表している作家です。
じつは10年以上前の話になりますが、ぼくは榎本さんと同じ職場で働いていたことがあります。当時は彼が作家になるなんて予想できなかったし、彼もぼくがお城のサイトを立ち上げて法人化するなんて思いもしなかったでしょう。お互い、当時とはぜんぜんちがうフィールドまで歩いてきてまた再開したという、ちょっと縁を感じる相手です。
榎本さんが歴史、とくに戦国時代について本を書いていることは知っていたので、いつかお仕事として執筆をお願いしたいと思いつつ、ようやく実現できました。当人だけの感想ですけど、こういうのってうれしいものですよね。
今回の連載では「合戦」について書いていただいています。
攻城団では全国各地にあるお城をいろんな切り口で紹介しようとしていますが、今回はその城で起きた合戦エピソードを切り口にしました。すでにぼくは原稿を読んでいますが、数分で読める程度にまとめてもらっているので、とても読みやすいです。
(「団長公記」よりちょっと長いくらいです)
合戦の舞台になったからといって、必ずしもメジャーなお城ばかりではありません。まだ公開する順番は決めてないのですが、香川県の植田城なんていう通なお城も登場しますよ。
攻城団の写真はすでに多くの方の城めぐりのきっかけになっています。
これからはさらにこうした読み物をどんどん増やしていって、次に出かけるお城候補として「お気に入り」に登録してもらえるようにと考えています。
(ぼくももうちょっと書かないといけませんね)
最後に榎本先生からコメントをいただけたのでご紹介します!
「最近のひとこと」のようにカジュアルに攻城時の思い出などを投稿できる「城活ノート」を公開しました。
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。タイムラインを眺めていると、さっそく多くの団員が城初めの攻城をしているようですね。2025年も攻城団をよろしくお願いいたします!
つづきを読む攻城団をスマホで閲覧する際に最下部に表示されるメニューをスライド対応しました。これまでよりたくさんのメニューが並んでいるので、目的のページへアクセスしやすくなりました。
つづきを読む先週土曜日に「攻城団歴史講座・城がたり〈よくわかる小牧山城〉」を開催しました。今回は小牧市の学芸員・鈴木さんを講師にお招きして、発掘調査を通じてわかってきた小牧山城と城下町のことを教えていただきました。とてもおもしろかったです。
つづきを読む12月8日(日)に城たび〈黒田涼さんとめぐる江戸城ガイドツアー〉を開催しました。2018年以来、6年ぶりの開催となりましたが、黒田さんのわかりやすい案内で今回も楽しく江戸城を学ぶことができました。参加できなかった方のために当日の様子をレポートします!
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私は普段、榎本秋名義で歴史関係をはじめとする紹介・解説本を書いたり、福原俊彦名義で時代小説を書いたりしています。
今回は攻城団さまのお誘いを受けまして、様々な城にまつわる合戦のエピソードを紹介する連載をさせていただくことになりました。
城には色々な楽しみ方がありますよね。下から眺める、石垣や門などのディテールを楽しむ、天守閣からの眺めを楽しむ。展示物を見て歴史に想いを馳せるのも良いし、公園・行楽地化している城などは賑わいを楽しむのも一興です。
そんな楽しみ方のひとつに、「かつてこの城で起きた出来事に想いを馳せる」というものがあります。
城は歴史上、様々な役目を与えられてきました。近代に入ってからは行政拠点としてのそれが大きくなりましたが、やはり長く役目として背負ってきたのは戦争のための拠点として、ですよね。そのため、幾つもの城が合戦の記憶を持ち、その中には大変にドラマチックなものも複数あります。
今は賑やかに、あるいは穏やかに、そしてもしかしたらひっそりと時を過ごしている城や城跡で起きた、血湧き肉躍るドラマ。それらに想いを馳せつつ城を歩くのもまた、城好きの楽しみのひとつでしょう。
そんな楽しみ方の一助になれればと思い、あれこれと書かせていただきます。