宮山城
宮山城

[三重県][伊勢] 三重県津市戸木町


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.40(--位)
  • 見学時間:41分(--位)
  • 攻城人数:67(1524位)

宮山城跡の案内板

宮山城跡に設置されている案内板の内容を紹介します。

津市指定史跡
宮山城跡
 この城は天文年間(1532〜1554)に木造具政(こづくりともまさ)が戸木城(へきじょう)の北の守りの支城として築いたといわれています。城は敏太(とした)神社の裏の丘陵頂を加工し、丘陵の最高所に主郭(しゅかく)を設けています。主郭の規模は南北20m、東西10mで、その周囲には高さ2~4mの土塁が取り巻き、また、虎口(こぐち)の全面にも土塁と堀があります。丘陵の東・西・北には谷があり自然の堀となっています。
 天正(てんしょう)12年(1584)の小牧・長久手の戦いの際、木造氏は織田信雄軍の一員として羽柴秀吉軍の蒲生氏郷と戦うことになりました。宮山城は氏郷軍に攻められ落城し、改修された後、戸木城攻めの拠点になりました。この際、宮山城は主郭が単郭方形(たんかくほうけい)で外部施設として二重囲みの堀・土塁を設け、堀に折れを持たせた織田・豊臣型の築城技術で改修されたといわれています。
 この城の北東500mにある城山城も戸木城攻めの城として築かれ、主郭は25m×12mの規模を持つ単郭方形で、二重囲みの堀を設けていて、堀・土塁に折れが見られることから宮山城跡の縄張りとよく似ています。おそらく、宮山城落城後に同一の設計者によって、宮山城の改修とほぼ同時期に城山城が造られたと考えられます。津市教育委員会
   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

宮山城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

天下 家康伝 上 (文春文庫)

徳川家康の生涯を描いた小説です。
大阪の陣が終わり江戸から駿府に向かう途中、泉頭の地で過去を回想する場面から始まります。一向一揆との戦い、三方ヶ原での敗北、嫡男信康の自刃、伊賀越えの窮地、小牧・長久手での辛酸、多くの出来事が家康の心情とともに描かれます。「家康の考える天下とは何か」が物語の主軸となっており、家康の生き様を感じることができました。
本作品は大河ドラマ「天地人」の原作者でもある火坂雅志氏の遺作になります。

伝もものふ山田(ヤマー)さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る